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43話 ページ44

伊藤side


連れ出してから数十分が経った

……ようやく彼女が僕のモノに

車で秘密の家に連れていく

助手席で赤い顔して息をあげているAが愛おしくてしょうがない

赤信号になる度に耳などを触ってあげればいとも簡単に声を上げる

……あぁ、家が見えてきた


.



姫抱きして彼女をある部屋へ連れていく

彼女をベッドへ寝かせると周りを見た

ホルマリン漬けの色々なモノ

Aも見慣れたらきっと嬉しそうな目をしてこのコレクションを見てくれるんだろうな


「あぁ、本当に可愛い」


「警察きたら、どーするの」

……警察?

面白い冗談だな


「もし来たなら諦めるよ」


人体実験においてやりたいことはやりきったからね

まぁでも捕まるんなら、捕まる前に


「身も心も僕色に染め上げてからね」


Aの上に跨り、そのまま太ももを撫でる

バーボンのおかげで全く抵抗しない彼女を好き放題弄らせてもらう


「そんなに切ない声出して…
ほんとに可愛いなぁ」

「よー、いちさ……」


うわ、それずるい


荒々しく触れば彼女は一段と大きい声を上げた

それに気を良くして唇を重ねようとした



「それはダメ」



手で塞がれた

……拒絶された?


「なぜ、なぜだ」


一生ここで過ごすのに、なぜ


分からせてやらなきゃいけないな



もう一度乱暴に触って今度こそ、と思ったその時



隣に失神するほどの殺気を感じた



. .

降谷side (少し前)


見事にAは自身の思惑通りに誘拐された
一瞬だけ見えたAの顔はかなり赤く

「風見、追うぞ」

伊藤を蹴り飛ばそうと確信した瞬間だった

……何故俺が表立って行動しているか
それは、Aの彼氏として行動しているからだ
勿論その辺は風見に協力してもらって捜索願を出していることにしてあったりする
正直危険ではあるのだが、今回ぐらいはまぁ、勇敢な少女に免じて何とかしてもらおう


バレない程度な距離を保ち数十分車を走らせればどうやら目的地についたらしい


家に入ったあと気配を消して風見と共に扉へ近づく
どうやら鍵はかかっていないみたいだ


少し経った時

Aの声らしきものがかすかに聞こえた


「……先に入ってる」
「お気をつけて」

物音を建てないように急いで探す

__な…

こっちか


その部屋のドアは開かれていて、異様な臭いがする


どうやら伊藤洋一はAに夢中らしい
スキがありすぎる

俺はベッドの側に立ち、男を見下した

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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです!零君が超カッコいいのでキュンキュンしてます! (2018年10月19日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちぇるんるん(プロフ) - kamiさん» 関西の方の方便で そうですか の意味ですね! 北海道には何も関係ありません…笑 (2018年6月17日 13時) (レス) id: d385e648a6 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - さいでっかって、方言ですか? (2018年6月17日 12時) (レス) id: ee89c5b5ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちぇるんるん | 作成日時:2018年6月4日 23時

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