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32話 ページ33

とりあえずその日はさっさと寝て、あっという間に次の日になった

今日は検死を見せてもらう日だ
パーカーとかジーパンとかそのへんでいいか
…そういえば風見さんが迎えに来てくれるんだっけ

髪の毛を落ちて来ないようにお団子に、ささっと結びあげる

一言断っておくけど、元の世界で一人暮らし2年ほどやってた私に家事に関して死角は無い!
……多分!

朝ごはんを済ませて時計を見れば風見さんが迎えに来てくれるまであと20分程だった

あとは何しなきゃいけないかな、そもそも何時までかかるかな
とりあえずチョコとかつまめるものは持ってこうか



.



「風見さん、ジャストですね」
「当たり前だ」
「すみません、昨日も今日も」
「これも仕事のうちだからな、気にするな」

ポンッと頭を撫でられる
……零とは違った優しさがあってつい綻ぶ

「さぁ、遅れないように急ごう」
「はい」


.



昨日の建物に着けば、洋一さんはまた玄関で待っててくれていた
…完全におちてるんだなぁ

終わったら連絡しろ、と言われた後にお辞儀をすれば フッと笑われた
えっ、面白い要素あった?



また昨日と同じように洋一さんに手を繋がれてある部屋に連れていかれる

「白衣に着替えてもらえるかな」
「あ、はい」

白い服に袖を通して釦を止める
ん、意外と悪くない

「やっぱり似合ってる ……よし、じゃあ行こうか」

また手を繋がれて連れていかれる

…辿り着いた先には異様な雰囲気の部屋があった


開かれたドアの先にあった長机の上には昨日見た例の……


流石に少しだけ気持ち悪い、咳払いをすれば洋一さんは流石に見慣れてないとキツイよね、と声をかけてくれる
コクコク頷いてそばにあった椅子に座らせてもらう

「基本的には僕の呟きを聞いたりこれどうかな? って聞いた時に思ったことを答えてくれればいいかな」
「分かりました、よろしくお願いします」



. .

【補足】
Aさんが心の中で降谷さんの呼び名が安定しないのは作中にもあったように作者の中で彼を名前で呼ぶより苗字+さんがしっくり来すぎたんですごめんなさい_(:3 」∠)_

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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです!零君が超カッコいいのでキュンキュンしてます! (2018年10月19日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちぇるんるん(プロフ) - kamiさん» 関西の方の方便で そうですか の意味ですね! 北海道には何も関係ありません…笑 (2018年6月17日 13時) (レス) id: d385e648a6 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - さいでっかって、方言ですか? (2018年6月17日 12時) (レス) id: ee89c5b5ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちぇるんるん | 作成日時:2018年6月4日 23時

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