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30話 ページ31

玄関に行き靴箱を見れば、これもまた色んな種類の靴があった

この水色の素敵なリボンがついている靴、いいかも

ちょっとだけ高めのヒールのその靴に恐る恐る足を通してみる
そして立ち上がって玄関にある大きな鏡の中に映る自分を見る

……私の癖に可愛いなんてなんかムカつく
でも、可愛い もしこの姿で男に拒絶されたら女としてのプライド傷つくわ


「そんな姿、俺以外に見せたくないな」


寝てたはずの降谷さんモードの安室さん

「寝ててって言ったでしょ? ほんとにぶっ倒れちゃいますから、それは周りが困ります」
寝てください、頼むからほんとに

「ふたりっきりの時ぐらい名前で呼んでほしいし敬語もいらない」

な、なんだこのふるやれいくん(10さい)みたいなやつは、子供っぽい

「たまに敬語使わないと貴方私より10歳も年上なんだから礼儀に反しますから」
「そんなの関係ないから俺の事は名前で呼べ、そして敬語を使うな」

全く、人格が色々変わって忙しい人だな
それに妙に甘々モードになってるのなんか変
(原作じゃこんなのなかったのにあむぴこわい)
靴を脱いで降谷さんの手を掴んでベッドに連行する

「分かったから、今はゆっくり寝ててよ
零がいないとみんな心配しちゃうんだから、しっかり休んどきなさい」

……降谷さんの脳内ではどうやら眠気が勝っているらしい、もぞもぞとまた私のベッドに入っていく

「手、繋いでて」

「…ん? それで零は寝れるの?」
「Aに触れてたら安心する」
「私なんかの手で良ければ」
調べ物したいから左手でいい? と聞けば言葉は帰って来ず、微かに頷いたのが見えた

スマホを持ってきてから降谷さんの手を優しく握る
きゅっと握り返された
……いや、お前子供かよ
って突っ込みたくなった気持ちは置いといて


早速来ていた洋一さんからのメール

明日来て欲しい時間と、
3日後の夜に行きつけのバーに一緒に行かないか、というものだった

いや私ギリギリ未成年ぅー!!
と思って返信すればすぐ返信が帰ってきた

そこには普通の飲み物も置いてあるから大丈夫! とのこと、まぁいいか

洋一さんからのデートの誘いへ、OKの返事を返してから近くにあった筆記用具を手繰り寄せて自分の連絡先を書いた紙を数枚作る

1つは降谷さんに、…勿論風見さんにも、そしてコナンくんにも
あとは出会っていく中で流れで渡したりしようかな

そんなことをしていれば私もウトウトしてきたから化粧をだいたい落として手を繋いだまま寝てしまった

31話→←29話 安室side



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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです!零君が超カッコいいのでキュンキュンしてます! (2018年10月19日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちぇるんるん(プロフ) - kamiさん» 関西の方の方便で そうですか の意味ですね! 北海道には何も関係ありません…笑 (2018年6月17日 13時) (レス) id: d385e648a6 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - さいでっかって、方言ですか? (2018年6月17日 12時) (レス) id: ee89c5b5ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちぇるんるん | 作成日時:2018年6月4日 23時

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