17話 ページ18
ポアロに着くとメインキャラたちがほぼほぼ集まってて何故かニコニコしている
｢お姉さん来たー！｣
｢遅いぞー！｣
｢お化粧してたんですかー？｣
少年探偵団に声をかけられる
思わず顔が綻ぶが、認識がないはずなのに と困惑してしまう
｢ご紹介しましょう、僕の彼女の冬城Aさんです｣
ドヤ顔で皆に私を紹介するトリプルフェイス
周りからヒュー！ と歓声が上がる
いや、待て、待て
私の最推しは天下の大怪盗、怪盗キッド様だ
訳も分からずトリプルフェイスさんを見れば、
恥ずかしがらずに自己紹介してください、と催促される
なんなんだこれは
｢…えっと どうしてこうなっているのか分かりませんが私は冬城Aです、期待を裏切るようなことを言えば安室さんよりもキッド派なので…｣
不機嫌そうな顔して隣を見れば何故かさも得意げに
｢あれは2.5次元みたいなものですから｣
なーんてドヤ顔される
私にとってはお前ら全てが2次元なんだよなぁ
ため息をつけばみんなが自己紹介してくれる
真っ先に少年探偵団、続いてJK組、コナンくんに哀ちゃん、そして梓さん
小五郎さんやらの説明もチラチラと受けた
一通り自己紹介が終わったあと、私は疑問に思っていたことを口にしてみた
｢そういえば、なんで皆集まってくれてるんですか？｣
また隣の男が得意げに笑う
｢僕の彼女だ、と伝えたらみんなで挨拶したいしせっかくならパーティしよう、とね｣
だ か ら 私 は お 前 の 彼 女 じ ゃ な い
でも目の前に広がっている料理の数々やデコレーションを見て、みんなに気遣ってもらったという事実はやはりとても嬉しい
でもなんで1番危険な奴の彼女なんかやらなきゃいけないんだよ、意味わかんないよ
しかもあむぴあむぴってJKに慕われてるんだよ、Twitterまだ始めてないけどバレたら1発で炎上するしむしろもう炎上してそうで怖いよ
｢何故私が貴方の彼女ってなってるかはよく分かりませんが皆さんが私を歓迎してくださってる気持ちはよく伝わりました、…とっても嬉しい｣
ふふ、と笑えばみんなもつられて笑ってくれる
なんて幸せなんだ
｢あれ、そういえばAお姉さんって何歳なの？｣
｢コナンくん、失礼でしょ！｣
｢蘭さんお気になさらず …大学2年生でもうそろそろ成人するのよ、こう見えても｣
｢えっ、Aさん大人っぽい！！｣
｢それなら敬語とか全くつけなくていいんですよ！？｣
｢じゃあお互い敬語はなしで！｣
｢わ、分かった！｣
｢蘭ちゃん可愛いー｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 714人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました！！面白かったです！零君が超カッコいいのでキュンキュンしてます！ (2018年10月19日 23時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちぇるんるん(プロフ) - kamiさん» 関西の方の方便で そうですか の意味ですね！ 北海道には何も関係ありません…笑 (2018年6月17日 13時) (レス) id: d385e648a6 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - さいでっかって、方言ですか？ (2018年6月17日 12時) (レス) id: ee89c5b5ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あちぇるんるん | 作成日時：2018年6月4日 23時
