9話 ページ10
「ちょっと恥ずかしいんですけど透さん」
「この方が色々と楽ですから」
キッドが予告した美術館に来ているのだが
何故か名前呼びを強制されてカレカノという設定にされている、なんでや
「あっ、安室さんに今日来てたお姉さんだ!」
この声は……
「こんにちは、コナンくん 皆さん」
死神御一行だあああああああ
「お姉さんだぁれ?」
笑顔で聞いてくるコナンくん、怖すぎ
「私は冬城Aです、初めまして」
「安室さんとお知り合いなんですか?」
蘭ちゃん園子ちゃんがキラキラした目で聞いてくる、思わず助けを求めるために安室さんを見れば
「えぇ、実は先程一目惚れしてご一緒しませんか、と僕からお願いしたんです」
えええええええええ
思わず隣の男をガン見してしまえば周りの人も ええええ、と叫んでいる
JK組は黄色い声援を送ってきている、いや、ヤメテ
「可愛いでしょ?」
肩を引き寄せてウィンクしてるあむぴ
……これはあむぴですわ
白黒していると腕を引っ張られた
「では、失礼します」
「あっ、ちょ」
「ばいばいAお姉さん!」
あっ子供可愛い
.
「子供ってホント癒しですよね」
「子供好きなんですねAさん」
「無邪気で可愛いですから」
「それコナンくんもですか?」
「例外はいますけどね」
ちょっと奥まった通路で話していれば脇を貴婦人らしき人が通り抜ける
あれ?
「透さんちょっとここで待っててください」
「えっ、ちょっと!?」
急いで今の人を追いかける
.
息を切らしつつなんとか追いつき、声をかける
「失礼、そこのお方」
「はい?」
「化粧が崩れてますよ? ちょっとついてきて頂けます? ……こそ泥さん?」
あからさまに貴婦人の顔が歪む
「私は別に誰かにいうつもりは無いですよ、手助けするって言ってるんですからさっさと来てください」
有無を言わさずとりあえず多目的トイレに連れ込む
「お化粧下手過ぎますよ、明らかに崩れてます
治してあげるからじっとしててね?」
「な、何のことでしょう?」
「シラ切らないで怪盗キッド、もっと顔グチャグチャにしてしまいそうだから」
「わ、分かりました、お願いします」
自分の持ち合わせてきたメイク道具を確認すると
まぁそこそこ大丈夫な気がしてくる
「たったままで申し訳ないけど失礼しますね」
人の顔にメイクするのって、なんか楽しいよね
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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです!零君が超カッコいいのでキュンキュンしてます! (2018年10月19日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちぇるんるん(プロフ) - kamiさん» 関西の方の方便で そうですか の意味ですね! 北海道には何も関係ありません…笑 (2018年6月17日 13時) (レス) id: d385e648a6 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - さいでっかって、方言ですか? (2018年6月17日 12時) (レス) id: ee89c5b5ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちぇるんるん | 作成日時:2018年6月4日 23時