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34話 ページ35

次の日はランニングしまくった、
途中で下校してるコナンくんやらにあった
そしたらポアロまで連れていかれてちょっと色々大変だった(何がとは言わない)


今日はいよいよ決行の日だ

何故か朝から零とかざみんが家にいる
しかも2人とも鬼の形相すぎる
なんでや

「何時にどこで待ち合わせだって?」
「17時に米花駅前です」
「しっかり尾行させて貰うからな」
「絶対にバレないように零は車待機で」
「は? お前俺が失敗すると思ってんの?」
「その今からでも隠し切れてない殺気で何を言うか」

汚れたら嫌だし、着替えるのは後ででもいいやー、と思ってまだ普段着なのだが
……いや、2人とも怖すぎ

「今10時なんですけどお2人は何しに来たんですか?」
「「Aが心配で」」
「えっ」

かざみんまで名前呼びですか、何でですかどうしてですか

「零、この前見たでしょ? ちゃんと可愛くして出かけるから私が失敗することは無いよ」
「可愛すぎて誰もが獣になるんだが」
「冗談はよしこちゃんですよ」
「この前手を出さなかった俺を褒めろよ」
「なんでやぁ…」

会話のドッヂボールすぎてなんかしんどい
…あ、そういえばマカロンまだ余ってたな

「マカロン食べます?」
「是非」
「お茶などは?」
「是非」
「……風見」
「零も一緒に、3人でゆっくりしましょ
今から焦ったところで何もいいことありませんでしょ?」

あれ、なんか2人バチバチしてない? 大丈夫?
えっ怖いんだけど

「A、さん」

お茶会の用意をしていればかざみんに後ろから声をかけられた


「お、俺の事も名前で呼んでくれてもいいですし敬語じゃなくてもいいです」


は、は、かざみんかわいい
しかも敬語じゃなくてもいいですって既に敬語なの可愛いかよなんなの

「最初は慣れないかもしれないけど、裕也がそれでいいなら」

口に出して気付いた
裕也って呼ぶの零って呼ぶよりカレカノ感ある

お互い妙に恥ずかしくなって顔を背ける

「風見」
「は、はい」

後ろは見てない、が、溢れ出る殺気から何が起こっているか想像はつく
………カマをかけてみよう

「零は私に裕也が取られるのがよっぽど嫌なのね」

ピタリと動きが止まった(気がする)

お菓子を乗せた皿を持って振り返れば
2人とも不機嫌そうな顔してる
頼むから仲良い関係でいて下さい頼むから日本滅ぶから地球滅亡するから

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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです!零君が超カッコいいのでキュンキュンしてます! (2018年10月19日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちぇるんるん(プロフ) - kamiさん» 関西の方の方便で そうですか の意味ですね! 北海道には何も関係ありません…笑 (2018年6月17日 13時) (レス) id: d385e648a6 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - さいでっかって、方言ですか? (2018年6月17日 12時) (レス) id: ee89c5b5ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちぇるんるん | 作成日時:2018年6月4日 23時

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