2話 ページ3
………て、……きて！
誰かの声がする
あれ、私は死んだはずじゃ……
困惑しつつ目を開けばなんだか安心したような表情の女の子
そして綺麗な部屋と窓から入ってくる太陽の光
この角度からして今はお昼頃なのかな？
｢良かった、目が覚めたのね｣
まだ寝惚けている頭をフル活用して、今出来る精一杯の答えを返す
｢あなたは、だれ？｣
私？ 私はね………
そういったかと思えばドヤ顔でこう答えた
｢神様だよ！！｣
｢………はい？｣
ちょっと待て、神様ってなんだ？ でもなんで私は生きていて、ベッドで寝かされている？
私は確かに死んだはず
ナイフで、お腹をブサり、って……
｢神様だから、私を生き返らせたの？
そしてここはどこ…？｣
寝ていたところから上半身を起こし、目の前の少女を見つめれば得意げに フフン、と笑われた
｢そう、貴方は志半ばであの忌々しき通り魔に殺されてしまった
優秀な貴方を無くすのは惜しいと考えた私たち神様軍団は、事件が多いこの米花町に転生させることを決めたの｣
理解した？？ なんて言ってる声も聞こえるが、
とりあえずぶっ飛びすぎてて何も理解ができない
｢この世界でのAちゃんの設定としては、このへんの大学に行きつつ警察にも協力している最強な少女だよ！
あと、この家は一人暮らしするには十分だし駅とかも近いから不便なことは基本的にないと思うよ！
絵描きの才能はバチバチにないけどそれ以外ならほぼカンペキ！
設定資料がその辺にあるはずだから詳しく見ておいてほしいな、もしわかんないことがあればメールで聞いてくれればある程度のことは答えるよ！｣
「あ、あぁ…さいでっか……」
つまり私はコナンの世界にトリップしてきて、
ちゃんと大学にも行きつつ警察関係のことも出来ている……
｢ありがとう、神様｣
色々と嬉しくてつい笑みがこぼれる
｢うん、めっちゃ可愛い！
この世界は色々大変だと思うけど頑張ってね！！｣
去り際に ばちーん とウィンクされてしまえばいとも簡単に私の心は鷲掴みにされてしまった
神様って天使なんだな、可愛すぎる
よし、じゃあまずは設定資料を読むとしますか
……この先どうなるか、分かったものじゃないけど
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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました！！面白かったです！零君が超カッコいいのでキュンキュンしてます！ (2018年10月19日 23時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちぇるんるん(プロフ) - kamiさん» 関西の方の方便で そうですか の意味ですね！ 北海道には何も関係ありません…笑 (2018年6月17日 13時) (レス) id: d385e648a6 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - さいでっかって、方言ですか？ (2018年6月17日 12時) (レス) id: ee89c5b5ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちぇるんるん | 作成日時：2018年6月4日 23時
