ー特別な存在ー (ページ4)

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『さぁ、残るは4人か…ハニからいくか』

ハニの部屋の前に到着し、ゆっくり部屋のドアを開けるとベッドの上で布団に入ったまま座りスマホをいじるハニが見えた。

『あれ？もう起きてたの？』

JH「お、A！おはよ」

『おはよ！朝ごはん食べちゃってね』

JH「それよりも！ちょっとこっちきて」

ハニに促され隣に座ると私にスマホの画面を見せてきた。
スマホにはなにやら私の写真…ってこれいつの写真だ？

『なに？これ。私の写真？』

JH「そうそう！CARATの中にはAペンの子もいるってわけ！ほら、可愛いとかお洒落とか綺麗とか書かれてるじゃん？」

『うわぁ、初めて見た…。そんな私可愛くもないし綺麗でもないしお洒落はまぁ好きだけどみんな過剰評価してくれてるんだね』

JH「なにいってんの！Aは可愛いよ！綺麗だし！俺初めて見たもん、俺とかジスとかジュニと同じくらい綺麗な人」

『そこはちゃっかり自分たち入れるのね』

だがしかしハニは女性から見てもとてつもなく可愛いし綺麗だし、寝起きからこんな綺麗な男の人見たことないわ。

普通もっとこうちょっとなんというか崩れてもいいはずなのに…寝癖ひとつないハニって一体…

『とりあえず朝ごはん！食べてね！』

さっさと残りのメンバーも起こさなきゃいけないから完璧男ハニの部屋を出た。

『はーい！ふたりとも起きる！ほら、ボノニ！ホシ！起きる起きる！』

私の声で一斉に起き上がったボノニとホシ。

『どう寝たらあなたたちみたいな寝癖がつくわけ』

まだ目を閉じてふわふわしてるボノニとホシは見事なまでに似たような寝癖を作ってる。
ある意味すごいよ、君たち。

HS「ヌナおはよ～…」

VN「もう朝なの…？はやっ…」

目も完璧に開いてないお寝坊なふたりをリビングに連れていき残すはジスのみ！！

ジスは案外すんなり起きてくれるから楽なんだよね～。

『ジス～、うわ！！びっくりした！』

部屋に入ろうとしたらタイミングよく部屋から出てきたジス。
さすが起こさなくても起きてくれるいい男だ。

JS「おはよ、今日は僕がラストなんだね」

『ラストの発音良すぎww』

朝から発音完璧なジスと一緒にリビングに行くとすでに食べ終わってテレビ見るメンバーや各部屋に戻ってるメンバー、寝ぼけながら朝ごはんを食べる約2名。

任務完了。

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