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一通り可愛い寝顔たちを観察したあと、さっそく本気で起こしにかかる。
『スングァナ、起きて?ほら、起きて』
SG「まだ眠たいもん…」
『うん、眠たいよね?でもほら今日は朝からスケジュールあるでしょ?起きて朝ごはん食べなきゃだよ?』
ふっくらとした頬をつんつんしながら優しく声を掛けてみるけどなかなか目を開けない。
『もういいもん、ジュニとチャニんとこ行っちゃうからね〜』
SG「やだやだやだ!!!いかないで!ヌナ!」
作戦成功…と思ったけど私の背中に抱きついて離れなくなったスングァナ。
実に動きにくい。
JN「あ!スングァナずるい!僕もヌナに抱きつきたいのに!!」
『え?!ちょ!いつ起きたの?!全く音も言葉も発っさずに起きたの?!すごくない?!』
いつの間にか起きてジュニも私の背中に加わり更に重くなった私の背中。
そしてそんな中すやすや眠るチャニ。
『チャニや〜、今すぐ起きてヌナを助けてよ〜』
DN「ヌナ!!!どうしたの?!」
『うわっ!!ほんとに起きた!!』
ウジといいチャニといい、私が助けてと言うと即座に起きてくれるんだけど
ヒーローなの?
DN「ヒョンたち!!離れて!!今すぐヌナから離れて!ヌナは僕のなの!はいはい、離れて離れて!」
SG「やー、なに言ってるんだよ!ヌナは僕の!」
JN「いやいや、ここはヒョンである僕に」
『あーもう!いいからほらリビングに行くよ!まだまだ起こさないといけないメンバーがいるんだから!』
結局後ろ左右に引っ付きくんたちを引き連れてリビングに行き座らせ、三人の口にトーストを詰め込んで私は次の部屋へ。
『ドギョミ〜、入りますよ〜』
DK「あ!!!!!そこは危険だよ!!!!」
『ぎゃっ!!!』
部屋に入るなり、ドギョミが急に起き上がったと思ったら目を閉じたままなんか忠告された。
『はぁ…寝言か…相変わらず大きい寝言…」
上体起こして目を閉じたままなにやら険しい表情のドギョミの肩を叩けば驚いたように目を開けたドギョミ。
『おはよ、ドギョミ!』
DK「あ!ヌナ!おはよ!…ってあれ?僕なんで座ってるんだろ」
『寝言言ってたよ、ドギョミ』
DK「うそ!あれ…寝言言わなくなったと思ったんだけどなぁ」
『いや、毎日言ってるよ』
DK「あ、うそ…」
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作者名:すずらん | 作成日時:2020年4月10日 7時