撮影当日 ページ17
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撮影場所に向かうため車を運転してるんですが…なぜだ、なぜなんだ。
今の時間は朝の6時。
いつもはなかなか起きないメンバーたちが私の撮影に同行するがために早起きをし、マネオッパまでもを巻き込み私が運転する車含め3台で移動中です。
JN「楽しみだなぁ！ヌナのドレス姿！」
MG「絶対綺麗！元から綺麗なのにそこからドレス着て髪もきちんとセットしてメイクもして…普段のヌナ、せっかく美人さんなのに髪のセットも適当だしメイクもしてるの？ってレベルだし！」
おい、キムミンギュ。
後者おかしくないか？お？
DN「ヒョン、そんなこと言わないの！ヌナはなにもしなくても充分なんだから！」
さすがウリチャニくん、優しさの塊。
『ここかな…？』
ナビにいれた住所の場所に到着するとたくさんの車が止まっていて、その中には代表の車もあった。
『ここだね！代表も来てるみたいだね』
車を降りると残りの2台からもメンバーたちが降りてきて、さっそくスタジオの中に入る。
「お、来たね。よろしく頼むな。本当に来たんだな、みんな」
SC「代表、おはようございます！」
「「「おはようございます！！」」」
メンバーたちが代表と話してる間、私はスタッフの方に呼ばれ控室に入った。
控室の中には3着のドレスがあって、どれも本当に綺麗で可愛くて私なんかがこのドレスを着るなんて申し訳ないくらい。
「それではAさん、まずはこのピンクのドレスに着替えていただいてよろしいですか？メイクやヘアは着替えが終わり次第取り掛かります」
私は着替えを手伝ってくれるスタッフさんと共に更衣室に入った。
「とてもお似合いです！」
鏡に写った自分の姿を見て、まだメイクもヘアもしてないというのにまるで自分じゃないみたいだった。
『うわ、私じゃないみたい』
「驚くのはまだ早いですよ！メイクもヘアも完璧にしたらAさん今以上に綺麗になります！」
更衣室から出て、さっそくメイクとヘアをしてもらう。
初めて人にしてもらうからなんか恥ずかしくて照れ臭くて鏡を見ないようにした。
「完成です！」
そう言われ鏡を見ると、そこにはいつもの私からは想像できないくらい素敵に仕上がった自分がいて、髪もハーフアップで軽く巻かれていてメイクもとても可愛い。
みんなどんな反応するかな…
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作者名：すずらん | 作成日時：2020年4月10日 7時
