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ーDINOの場合ー





例えば、僕にとってAヌナはどんな存在?って質問がきたとしたら僕は迷わずこう答えるだろう。





【僕の大好きな人】





僕はAヌナのことが本当に大好きで、というかメンバー全員がAヌナのこと好きなんだけど、僕のAヌナに対する気持ちに勝てる人はいないと思う。





そんな僕はたまにマンネということ、Aヌナが僕を可愛がってくれてるということを大いに利用して思う存分Aヌナに甘える時がある。





DN「ヌナ〜、甘えたい」





『あれ?もうそんな時間?チャニや、おいで』





毎日21時〜22時までの1時間(スケジュールがない時だけ)僕がAヌナにこれでもかってくらい甘える時間。





ヒョンたちはこの時間を【マンネがマンネという特権を自慢する時間】と呼んでいるらしい。





『チャニ、今日も練習すごく頑張ってたね!すっごくかっこよかったよ!』





DN「可愛いじゃなくて?」





『もちろんチャニは可愛いけど、ダンスしてる時はかっこよくなる!そのギャップも私がチャニのこと好きな理由のひとつ』





そう言いながら僕の頭を撫でてくれる。





あぁ、幸せ。





DN「ヌナ、僕のこと好き?」





『うん、もちろん!』





DN「どのくらい?」





『うーん、すごくすごくすごく!』





DN「ヒョンたちより?」





『みんな同じくらい好きだよ!』





ここがどうしても悔しいとこ。
Aヌナは僕にたくさん好きだって言ってくれる。だけどそれは僕だけに向けられた言葉ではなくてヒョンたちも同じくらい好きだと言う。





別に僕だけを好きでいてなんてわがままは言わないけど、せめて、せめてちょっとだけでもヒョンたちより好きって思ってくれたらなぁなんて。





Aヌナは優しいからそんなことないって分かってるけどやっぱり悔しい。





DN「ヌナ、ぎゅーってして」





『いつになく甘えたさんだね』





Aヌナは僕をぎゅっと抱き締めてくれた。





Aヌナからほんのり甘い香りがしてそれがまた落ち着く。
僕はきっと、ずっとAヌナのことを好きでいるんだろうなって思う。





JH「はい!終了ー!」





DN「ジョンハニヒョン!」





JN「マンネがマンネという特権を自慢する時間はもう終わりです!」





DN「ジュニヒョンまで…ㅠㅠ」





ヒョンたちどこかで監視してたんだな…。





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作者名:すずらん | 作成日時:2020年4月10日 7時

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