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ーTHE8の場合ー
僕とヌナにはいくつかの共通点がある。
まず、絵を描くのが好きなとこ。
『ハオ、ここ何色にしたらいいと思う?』
MH「うーん、青と…白かな?」
たまに僕の部屋で一緒に絵を描くんだけど、ヌナはいつも「ここは何色がいい?」とか「ここはどんな感じにしよう?」とか僕にアドバイスを求めてきたりする。
だから僕もたまにヌナにアドバイスを求めたりしてお互いがお互いの絵を指摘し合い絵を完成させていく。
次にワインが好きなとこ。
ワインに関しては、特別僕とヌナ抱けってわけじゃなく他のメンバーも何人かワイン好きなメンバーがいる。
でもヌナはいつもこう言うんだ。
『ハオとふたりで飲むワインはなんていうか特別な感じする。すごく落ち着いて飲めるし味の好みも似てるし』
何人かのメンバーで飲むときは大体"飲み会"みたいな雰囲気になって盛り上がったりするけど、ヌナとふたりで飲むときは静かに音楽かけたりしながら嗜むように飲める。
極めつけはこれだ、誕生日が一緒。
生まれた年は違えどお互い11月7日生まれ。
僕にとってこの共通点がなにより一番嬉しい。
ヌナも誕生日の日が来るといつも「ハオと同じ誕生日で嬉しい」と言ってくれる。
って言ってもまだ1回しか一緒に誕生日を迎えたことないんだけど。
『ハオ、来年の誕生日は一緒にお出掛けしてお互いプレゼントし合おう!』
僕とヌナにしか出来ない約束。
ーMINGYUの場合ー
MG「ヌナ捕まえた〜!!」
『こら、ミンギュ!ヌナは今ご飯作ってるの!危ないから離れて』
MG「やだ!!」
『じゃあ手伝って!』
MG「仕方ないなぁ!」
そんなこと言いつつも僕はこの時間が好きだったりする。
ヌナの隣に立って一緒にご飯を作る。
メンバーの中で僕が一番料理できるしなんならヌナがここに来るまでは僕が料理担当だったし。
他のメンバーには味わえないだろう、この時間。
『よし!完成!ミンギュありがとう!おかげで想像してたより良くできた!』
くしゃっと可愛い笑顔でそう言ってくれるヌナを見れるのもきっとメンバーの中で僕だけ。
MG「どういたしまして!ねぇ、お礼して!」
『はいはい!』
ヌナはそう言うと僕にぎゅっと抱きついてきた。
こんな可愛いヌナの姿を見れるのもきっとメンバーの中で僕だけ。
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作者名:すずらん | 作成日時:2020年4月10日 7時