ー特別な存在ー (ページ7)

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ーJOSHUAの場合ー

ジムで運動していると、Aからメッセージが入った。

僕だけのAお疲れ様、帰りにヨーグルト買ってきてください!

Aからのメッセージが嬉しくて僕はあと1時間はやろうと思っていたトレーニングを切り上げ急いで宿舎へと帰宅した。
もちろん途中でヨーグルトを買って。

JS「ただいま！A！」

部屋にいると思い、Aの部屋に直行するも部屋にAの姿はなくてリビングに向かう。

JS「A？」

MH「しーっ…、ヒョンおかえり。Aヌナならボノニと寝てるよ。ほら」

ミョンホが指差す方を見るとソファーの上にぎゅうぎゅうに並びながらボノニの隣ですやすや眠るA。

JS「は？」

MH「え？」

やばいやばい、メンバーの前で…

僕は静かに掛け布団を捲ると、Aを抱き上げた。

MH「ヒョン、Aヌナ起きちゃうよ」

JS「Aの部屋に連れてく」

MH「(シュアヒョン絶対嫉妬してる…てか半分怒ってる…)」

抱き抱えたAを部屋に連れていきベッドにゆっくりと下ろす。
もちろん連れてきたのはAの部屋じゃない。
僕の部屋。

せっかくヨーグルト買ってきてあげたのに、こんな可愛い寝顔で寝て。
しかもボノニと寝てるし。

JS「A」

ゆっくりと体を揺らし名前を呼ぶとうっすらと目を開けたA。

『あ…ジス、おかえりなさい』

JS「ヨーグルト買ってきたよ」

『ありがとう！ごめん、私寝ちゃってたよね』

JS「うん、寝てた。しかもボノニと」

寝起きも可愛いなぁなんて思っちゃうけど、でもAが他のメンバーとあんな風にくっついて寝てるとこ見せられちゃさすがの僕も我慢できない。

袋からヨーグルトを取り出し蓋を開けスプーンで一口分すくうと僕は自分の口へと入れた。

『私に買ってきてくれたんじゃ』

僕はAが話してるのを遮り、Aの唇に自分の唇をつけると僕の口の中のヨーグルトを少し強引にAの口へと移動させた。

顔を真っ赤にしてるA。

JS「おいしい？」

『自分で食べれるのに…』

恥ずかしがって俯いてるけど、僕をこんな気持ちにさせたAが悪いんだよ。

嫉妬した僕なかなか怖いんだからね。

JS「今度あんな風に僕以外と寝たりなんかしたら今度は手加減しないからね」

ちょっと強引な独占欲。

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