輝く月のように 3

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泣き疲れて眠ってしまったAを照のベッドに寝かせ、照と2人で俺のシングルベッドに寝転がる。

岩本「もし、Aの夢が現実になったらどうする？」
深澤「断固抗議する。それが受け入れられないなら全員で事務所を抜ける」
岩本「だよね。他の奴らも同じこと言うでしょ。翔太と目黒はブチ切れて社長室にカチコミするに1票」
深澤「翔太とめめが到着するころに既に社長室でキレ散らかしてる舘さんに1票」
岩本「あ〜〜〜〜、やってるわ〜〜〜〜」

隣のベッドから聞こえる寝息は落ち着いていて、夢も見ないくらいに深く眠っていることに安心する。

岩本「今日のこと他のメンバーに言う？」
深澤「いや……、明日のA次第にしとこう。Aの様子が少しでもおかしいなら言うけど、いつも通りに振る舞うなら言わなくてもいいんじゃない？」
岩本「舘さんあたりは気付きそうだけど無理矢理聞き出すタイプじゃないしね」
深澤「康二たち3人には言ってんのかな？」
岩本「いや………言ってないんじゃない？Aもあまり触れたくないでしょ」
深澤「とりあえず、明日はなるべく俺か照のどっちかが傍に居るようにしよ」

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