Flower Shower × Hokuto Yoshino

Flower Shower × 7 ページ7

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Hokuto side.








？「めちゃくちゃ聞き耳立ててるじゃないですか(笑)」




北人「うわ、なにまこっちゃん」




慎「携帯持ってんのに手は止まってるし一点見つめてじっとしてるなあって思って近寄ったらめちゃくちゃ聞き耳立ててるじゃないですか(笑)」




北人「聞こえただけだよ」




慎「よかったですね。高校以降ご無沙汰だって」




北人「はあ？」






こいつ、最年少のくせに鋭いから嫌だ


ニヤニヤして俺のこと見透かしてるし






A「メイクさんたちも大変そうですね」




「人手が足りないみたいですよ。もっと来る予定だったみたいで」




A「へえーそうなんだ。私も加勢したいぐらいなんですけど。あ、一応資格は持ってるんですけどね？」




「え？持ってるんだったらやってもらいたいぐらいです！」




A「私メイクとか好きでヘアセットとかも好きで」






すぐさまメイクさんたちのところに向かったスタッフさん


え、それなら俺やってもらいたい



いつもの俺にしてもらうのが一番だけど


Aさんにやってもらえるならいいや別に







「お願いしますだそうです(笑)」




A「私こんなにでしゃばっちゃって大丈夫ですかね」




「とにかく人手不足なのでお願したいです私からも！」




A「じゃあ、やりますか！」






北人「ねえまこっちゃん俺立候補してきていいかな」




慎「何がですか？」




北人「Aさんがメイク系の資格持ってんだって。だからメイクさんからお願いしますって」




慎「いいんじゃないですか(笑)」





北人「あの、俺Aさんにやってもらいたいです！」




まこっちゃんを目の前に


いきなり立ち上がって手を真っ直ぐあげて


Aさんめがけて言葉を投げた






A「ふふ(笑)いいんですか？保証しないけど」




北人「Aさんにやってもらえるならなんでもいいです！」




A「あら？(笑)なんだそりゃ」




「じゃあ、よろしくお願いします。私戻ります。今度絶対行きますお店！」




A「はーいありがとうこざいます！」






楽しそうに満面の笑顔


スタッフさんに向けた笑顔をそのまま俺に向けて






A「じゃあ北ちゃん、やりましょう！」




北人「よろしくお願いします！」





俺も笑顔でそう返すんだ。








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