カスミソウの君へ＿skab

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自分でも鏡で見てみたいって言われて、寝室にある全身鏡の前に移動した。


「へえ…。」


とか呟きながら前を見たり背中側を見たりくるくる。
自分のティーシャツで彼シャツしてんのが可愛い。
身長は俺より４、５センチ低い気がする。


「ね、可愛いっしょ。」


後ろからきゅうって腰あたりを抱き締める。


「わっ。
んー…、やっぱり母親似なのかなって思った。」
「それえっちの前に言われるとなんか申し訳なくなるんだけど。」
「くははっ。
じゃあやめとく？」


鏡越しに上目遣いで聞いてくる小悪魔。


「やめなーい。」


ちゅ、と首筋にキスしてそのままベッドへ。
リモコンで明かりも少し落として、何度も何度も口付た。


「はっ…、ん、ふっ」
「かわい…、ね、このまま本当にハジメテ、もらって良い？」


阿部ちゃんは阿部ちゃんだしソーイウコトするための薬の一時的な効果ではあるけど。
でも女の子としてはやっぱり最初なわけで。
大切に、怖がらせないようにしなきゃいけないのは恋人としての務めってやつだ。


「んっ…、佐久間に、もらってほしい、」


あぁもうこの愛しさの塊は俺をどうするつもりなんだろう。
壊さないようにそっと、髪や耳、首筋を撫でた。
キスは次第に舌が絡んで、阿部ちゃんの纏う雰囲気がとろとろしてくる。


服を脱がせれば、男として気になっちゃうのはやっぱり２つの膨らみだった。
痛くないようにそっとそこに触れてみる。


「っぁ、」


びくんと阿部ちゃんが震える。
いつもと感じ方、違うのかな？

俺としては…。
なんだろ、ちょうど俺の手にフィットするようにできてる？
そう言いたくなるくらいの大きさと揉み心地が堪らなくてヤバい。

あと気になんのはその天辺にある可愛いピンクね。
男のやつより大きくぷっくりしてるけど、そこに触れたら阿部ちゃんはどうなっちゃうんだろう。
男の子な阿部ちゃんの弱いところなんだよね。
でも焦りは禁物と自分に言い聞かせ、優しく周りを撫でた。

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