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・・ ページ10

____Side.Akaashi

噓だろ。

俺まで感染とか。

このことがあいつにばれたら、あいつは自分を責める。

私のせいだ、とか言って。

、、絶対に、ダメだ。

隠し通す。

でも、やはり難しくて。

購買でも、目が合うだけで吐き気がする。

俺、大分あいつのこと好きみたいだ。

____Side.A

四日目。

この日は午前中で練習を終わらせ、午後は残るなり何なりしていいことになっている。

どうせ木兎さんにボール出し頼まれるから残ろう。

そんなことを考えていたら、赤葦がやってきた。

どこか先輩たちとよそよそしい。

何故だろう。

目があったら、気まずそうな顔をして逃げた。

、、、何があった?

こんなこと今までなかったのに。

ずきずきと、胸が痛い。

なんで?

赤葦が避けているのも、胸が痛むのも、なんで?

吐き気が襲ってきて、咄嗟に逃げる。

トイレの便器にぶちまけたのは、エキザカム。

花言葉は、【貴方を愛します】。








え?

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作者名:蜂蜜色 | 作成日時:2021年4月20日 19時

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