一人足りない ページ43
次郎「よーし、主が元気になったことだし、今夜は宴を開いちゃうぞー!」
次郎さんが言うことにより、周囲がどっと盛り上がる。
長谷部「主はついさっき起きたばかりなんだ。宴を開くのはまた今度にしろ」
『良いよ良いよ長谷部。私今すっごい元気だから大丈夫だよ。よーしみんな、宴の準備だー！』
親指を立て、みんなに指示をする。
指示をするとそれぞれの担当に動くみんな。
『あれ？ そういえば乱は？』
私が口に出した疑問に、先程までの賑やかだった空気から、一気に重苦しい空気に変わった。
厚「乱は、帰ってきてからずっと部屋に籠もってるんだ」
重苦しい空気の中、厚が口を開いた。
厚「慰め兼闇堕ちしないための見張りとして、ずっと乱の隣に居たんだ。でも、大将を守れなかったのが悔しかったのか、言葉を発さず、口を開いたかと思えば、自分を責める否定的な言葉ばかりしか言わないんだ」
乱はずっと自分を責め続けていたのか。だとしたら……
『乱の所に行って来る。みんなは宴の準備を進めておいてね』
闇堕ちするかもしれない。そうなる前に止めないと。
厚「大将、でも、もしかしたら乱は……」
声を震わせる厚からは、不安の視線が注がれる。
『大丈夫だよ。絶対に乱を堕ちさせない。乱の隣に居てくれてありがとね』
厚に向かってニッと笑い、踵を返して粟田口部屋に向かった。
乱、少しだけお話をしよう。
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まじゅっちゃん(プロフ) - ふじもんさん» ギャーギャーピーピーうるせぇなってことですよ！面白いなって思って使ってみました！（笑） (2018年11月18日 17時) (
レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - 待ってギャーピーって何笑ギャーギャーは分かるけどギャーピーって笑 (2018年11月17日 21時) (レス) id: 72a2d2ef64 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 豆王さん» 続編作りましたよ!是非ご覧ください! (2018年8月11日 22時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
豆王 - うおっ！続編ですな！お待ちしておりますぞ！ (2018年8月11日 17時) (レス) id: 2f9ad457d5 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 薄桜鬼☆ハルハルさん» コメントありがとうございます!良い作品と褒めていただき光栄です！今後も心に響く作品になるようにより一層頑張ります! (2018年8月7日 17時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まじゅっちゃん x他1人 | 作成日時：2018年4月21日 0時
