ストレス発散 〜舞織side〜 ページ30
「蓮君、私たち歓迎されてるようね」
日吉「あぁ。だが、ありがた迷惑なんだけどな」
クスリと笑えば、背中を合わせている彼も笑う。
四階に来た時には既に、時間遡行軍が私たちを取り囲んでいた。
打刀二振り、太刀三振り、大太刀一振り。
私たち人間は刀剣と違い、装備も無ければ死ぬのを防ぐお守りだって無い。ましてや、幕の内弁当や仙人団子を食べてすぐに体力、疲労回復なんてもっての他だ。
この組み合わせ、最悪ね……
日吉「早くこの廃ビルから出て、他の仕事も片付けないといけないんだがなぁ」
「蓮君、死亡フラグ立てちゃってるけれど良いのかしら？」
日吉「あぁ、問題ない。折れば良いだけの話だ」
でも、無能な人間も時には活躍だってしたいのだ。
「準備は出来てるかしら？」
日吉「とっくにな」
「……さて、ストレス発散といきましょうか」
呼吸を合わせ、敵を殺しにかかる。
「はぁぁぁぁぁっ！」
胸ポケットに隠していた折り畳みナイフを取り出し、腕やら脚やらに深い傷を付けていく。
日吉「前みたいに素手で戦わないのかよ？ ……っと！」
蓮君はと言うと、普通に素手で太刀と戦っている。
「無駄な体力を使いたくない、のっ！」
Aちゃんを助けに来たのに、体力を使いすぎてバテてしまって助けられませんでした。なんてことになったら大人として恥ずかしいし、元も子も無いでしょ？
腰を低くし足を引っかけ、敵が倒れる瞬間に覆いかぶさるようにし、敵のろっ骨を折る。
全員消滅したのを確認し、立ち上がって蓮君とハイタッチをして何気なく出入り口を見ると、Aちゃんの刀剣たちが呆気に取られていた。
頭の回転の速さ 〜？side〜→←自滅状態 〜鯰尾side〜
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まじゅっちゃん(プロフ) - ふじもんさん» ギャーギャーピーピーうるせぇなってことですよ！面白いなって思って使ってみました！（笑） (2018年11月18日 17時) (
レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - 待ってギャーピーって何笑ギャーギャーは分かるけどギャーピーって笑 (2018年11月17日 21時) (レス) id: 72a2d2ef64 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 豆王さん» 続編作りましたよ!是非ご覧ください! (2018年8月11日 22時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
豆王 - うおっ！続編ですな！お待ちしておりますぞ！ (2018年8月11日 17時) (レス) id: 2f9ad457d5 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 薄桜鬼☆ハルハルさん» コメントありがとうございます!良い作品と褒めていただき光栄です！今後も心に響く作品になるようにより一層頑張ります! (2018年8月7日 17時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まじゅっちゃん x他1人 | 作成日時：2018年4月21日 0時
