主の面影 〜蛍丸side〜 ページ28
二階に着いた俺と歌仙は、それぞれ本体を構えながら周囲を警戒する。
一階と違い、二階は外からの光が入ってこない。
「うわ、真っ暗じゃん。俺、夜目効かないけど大丈夫かな」
歌仙「大丈夫さ。僕が付いているからね」
歌仙に頭を撫でられる。
本当は頭を撫でられるのは嫌なのだが、歌仙の手を退かそうとは思わなかった。
俺が嫌だと言っても、笑って頭を撫でてくれた主の姿が目に浮かんだから。
歌仙「和む雰囲気も此処までとして……短刀一振り、脇差二振り、打刀三振り奥に居るよ。僕は短刀と脇差を始末させてもらうね」
奥の方から見える、いくつもの真っ赤な目。
歌仙「首を差し出せ」
歌仙が突っ込んで行くのに続いて、俺も走る。
大太刀は室内戦には向いていないけれど、目の前の敵が倒せるならどうってことない。
「逃がさないよ」
敵との距離を一気に縮め、真横に本体を勢いよく振る。
ビチャビチャッと壁に張り付く肉の塊。
「勝った勝った」
もう原形を留めていない敵を見下ろしながら、その場に合わない明るい声でこちらが勝ったと口にする。
歌仙「さすが大太刀。敵を始末してしまうのは早いね」
既に始末し終えていた歌仙が微笑みながら言った。
「へへっ。まぁね」
本体を鞘にしまい、四階へ向かった。
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まじゅっちゃん(プロフ) - ふじもんさん» ギャーギャーピーピーうるせぇなってことですよ！面白いなって思って使ってみました！（笑） (2018年11月18日 17時) (
レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - 待ってギャーピーって何笑ギャーギャーは分かるけどギャーピーって笑 (2018年11月17日 21時) (レス) id: 72a2d2ef64 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 豆王さん» 続編作りましたよ!是非ご覧ください! (2018年8月11日 22時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
豆王 - うおっ！続編ですな！お待ちしておりますぞ！ (2018年8月11日 17時) (レス) id: 2f9ad457d5 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 薄桜鬼☆ハルハルさん» コメントありがとうございます!良い作品と褒めていただき光栄です！今後も心に響く作品になるようにより一層頑張ります! (2018年8月7日 17時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まじゅっちゃん x他1人 | 作成日時：2018年4月21日 0時
