検索窓
今日:3 hit、昨日:58 hit、合計:601,580 hit

連れて来られた目的 ページ8

次に目を覚まして今度は椅子に拘束されていると知ったのは、涼さんに冷水を掛けられてからだ。



『冷たっ……ちょっと、安眠妨害しないでくれる?』



目の前に居る彼を睨み付ければ、彼はケラケラと笑っていた。



涼「水も滴る良い女、だな」



『アンタなんかに言われても、ときめいたりすらしないから。それより、私を此処に連れて来た目的は何?』



涼「そこまで言わなくたって良いだろ? まぁ、そうやって強がっていられるのも今のうちだし、質問にも答えてやるか」



『……どういうこと?』



「と、その前に」と付け加え、身に着けていたウィッグを外す。



『な……』



目を見開き、しばらく言葉を発せないでいた。



だって彼は



『新米役人の……佐々木?』



あの愛想の悪い新米役人の佐々木だったからだ。



でも、ウィッグを着けていた時は涼さんだった。



まさか、佐々木と涼さんは……



『二人は、同一人物……』



振り絞るように口にすると、涼さん、否、佐々木は「大正解〜!」と子供っぽく手を叩きながら笑顔で返す。



沢山の情報が一度に頭に入ってくるので、頭がパンクしそうで何が何だか解らない。



佐々木は手にしていたバケツを放り投げ、私の前髪を掴みあげて顔を近づける。



涼「正解したから教えてやるよ。お前を此処に連れて来た目的を」



すぐには此処から逃げられそうにないな……

精神異常者→←要らない驚き 〜鶴丸side〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (267 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1020人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 愛されたい , ブラック本丸   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まじゅっちゃん(プロフ) - ふじもんさん» ギャーギャーピーピーうるせぇなってことですよ!面白いなって思って使ってみました!(笑) (2018年11月18日 17時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - 待ってギャーピーって何笑ギャーギャーは分かるけどギャーピーって笑 (2018年11月17日 21時) (レス) id: 72a2d2ef64 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 豆王さん» 続編作りましたよ!是非ご覧ください! (2018年8月11日 22時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
豆王 - うおっ!続編ですな!お待ちしておりますぞ! (2018年8月11日 17時) (レス) id: 2f9ad457d5 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 薄桜鬼☆ハルハルさん» コメントありがとうございます!良い作品と褒めていただき光栄です!今後も心に響く作品になるようにより一層頑張ります! (2018年8月7日 17時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まじゅっちゃん x他1人 | 作成日時:2018年4月21日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。