Torch lily (ページ11)

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十一小瀧ページ11

違和感を感じてた流星

実際淳太が倒れるところを見てた照史、濵ちゃん、しげ

この四人で話が進んでいく

俺はほんまに淳太が倒れたことだけでも頭がついて行ってないのにそれに加えて花吐いたやなんて考えられへん

神ちゃんも同じ様子で全く分からへんといった様子で四人の会話を見ている

「多分なんかの病気やろ？」

「でも、花吐く病気なんか聞いたことないで？」

「いや、それは俺も聞いたことないけど…」

「とりあえず調べてみんことには分からんな」

「あと事務所にも言わなあかんな」

「あぁ…明日グループ収録か」

「淳太が目覚めたら絶対行くって言うで」

「こんな短時間で二回も気失ってるんやったら今日中には目覚めんやろ」

「じゃあマネージャーと事務所には俺と照史が言うわ」

「んじゃ、下四人で淳太の世話と病気について調べたらええんやな？」

「おぅ、頼むわ」

あかん、ついていかれへん

今、皆何の話してんの？

なんでそんな冷静で居れんの？

分かれへんよ…

「小瀧？小瀧！」

「っ！何っ…？！」

「大丈夫か？ついてきてた？」

「ごめ、分からんかった…」

「今から濵ちゃんと照史が事務所にこの事言いに行ってくれるから俺ら四人で淳太の病気について調べるで」

「…俺らは、淳太の病気について調べればええんやね？」

「そうや、しっかりしぃや？多分今一番しんどいんは淳太やでな、支えたらな」

「ぉん…」

久々にしげが大きく見えた

凄いやつやと思った

確かに今一番しんどいのは淳太や

俺らが淳太を支えなあかん