*克服する魔法 1 ページ25
樹side
LIVEツアーが終わり各自部屋に戻ると
まさかのAとの相部屋
どんなやり取りが行われたのかはわからない
けど間違いなく....
北人『手はまだ出すなよ、樹笑』
あの人が手を回したのは間違いないだろう
『景色綺麗だってきいたけどこんだけの
雨じゃ見れないね』
樹『明日はきっと晴れるよ』
すでにシャワーを浴びて部屋着になっていた
Aはなんかいやらしい
メイクは落ちていて19歳らしい童顔だけど
部屋着のせいか普段より肌が出てる...
Aが好きって気づいたあの日から
妙にAを意識してしまう
メンバーと話していたらイラッとくるし
でも自分のとこに来てくれたら嬉しい
毎日毎日Aのことばっか考えてる
『樹、シャワー浴びないの?』
樹『え、あ、うん浴びてくる汗』
『?』
いつも通りのA....やっぱり意識してるのは
俺だけなのかな....
.
.
樹『気持ちよかっ.....何見てんのA?』
『え?Lightning
皆若いね笑』
最年少組のAがそれ言うかw
そう思った瞬間だった
.
バチンッ
.
樹『...停電?
A!!』
すぐ様Aを抱きしめるとやっぱり怖いのか
震えていた
"大丈夫"そんな意味を込めて抱きしめ続けると
少しだけAの震えが収まっていく
『....懐かしいね』
樹『え....?』
『あの日も樹がこんなふうに抱きしめて
くれたんだよね』
樹『......っ
抱きしめたりされるの、怖くない?』
するとAは少しだけ腕の中で動いた
真っ暗だからなんにも見えないけど
俺の背中に腕が回ったのを感じた
『怖いよ でもね樹だから安心できる
もちろんRAMPAGEのメンバー全員だけど
樹の場合ちょっと違うのかな?』
樹『どんな感じ...?』
『もっと抱きしめててほしい....そう思える』
いま、電気が何1つついてない暗闇でよかった
今の俺....
.
.
絶対に顔赤いもん
『....樹、顔赤い笑』
でもまるでそんな俺をバカにするように
空が晴れて月光が俺らを照らした
真っ赤な俺と、真っ赤なA
言葉なんていらない....そんなふうに気づけば
自然とお互いの唇が重なっていた
.
樹『好きだよA』
そう言って俺は今にも壊れてしまいそうな
Aの細い身体を押し倒した
.
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Miyuu(プロフ) - おかえりなさい!16人の子供達!!の方の更新ずっと楽しみにしているのでお願いします! (2020年2月11日 10時) (レス) id: a4bb87b888 (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - おかえりなさい♪ 待ってます!無理のないように頑張ってください! (2019年10月28日 0時) (レス) id: 32c71af09b (このIDを非表示/違反報告)
かずほく - このお話大好きです!続きすごい楽しみにしてます!更新、無理のない程度に頑張ってください!応援してます! (2019年10月11日 16時) (レス) id: 9ada7d5c4f (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - Ch.08さん、おかえりなさい!!この作品めっちゃ大好きなんで、ぜひ続けてほしいです!!でも絶対に無理はなさらず、自分のペースで大丈夫です!!また更新されるの楽しみに待っております(o^^o) (2019年10月6日 12時) (レス) id: 85a3dfc575 (このIDを非表示/違反報告)
みみー(プロフ) - おかえりなさいです!また小説読めるの楽しみです!頑張ってください! (2019年10月5日 13時) (レス) id: 1881271fba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ch.08 | 作成日時:2017年12月25日 5時