JUMPのかぐや姫..。*-23-

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「そういえばさっきいのちゃんと外の空気を吸いに行ったんだけど…」




光「なぜ伊野尾と」




伊野尾「誘われて______」




「たまたま会ったから」





いのちゃんがまた嘘をつく前に、私が遮る。



会場が笑いに包まれる中、話を進めていく。







「学校帰りの高校生が楽しそうに歩いててさ。


なんかすごく懐かしかったんだよね」






涼介「高校生か〜もう戻りたくはないけどな」





知念「でも楽しかったよね？」





裕翔「楽しかった。」





涼介「確かに、JUMPの面々が多くいたし、Aもいたし、


楽しいこともいっぱいあったな。でも授業が苦痛だった」





知念「よく寝てたじゃん」




光「俺とかもそうだったけど、山田たちの年代ってスターが多いよね」




裕翔「そうだね。神木隆之介、川島海荷…」




「志田未来ちゃんとかね」




涼介「甚儀…中村隼人とか」




裕翔「それからこの３人！」





そう言って涼介と侑李を引き寄せて、



ぎゅーっと抱きしめた裕翔に会場から大きな歓声が飛ぶ。






有岡「ほら、そうやって仲間外れにするとAが拗ねるから」




「もうさすがに拗ねないよ」




薮「昔は拗ねてたもんな？」






「拗ねてた笑」





知念「可愛かったな〜」





「だって、私だけ１つ下の学年で寂しかったんだもん」





有岡「だから山田たちがよくAのクラスに顔だしてたっていうエピソードがね」





裕翔「逆もあったしね」






「３人が来てくれてたのは嬉しかったんだけど、



３人が来るたびに教室がちょっとざわつくから、なるべく私が行くようにしたりね」





伊野尾「カー！羨ましい！」





すると今まで静かに聞いていたいのちゃんが一際大きな声を出す。






伊野尾「俺も堀越行って、Aと青春を満喫したかったー！」




涼介「いや、学年被らねえけどな」




有岡「そうだよ。俺も被ってないんだから」






光「確かにAたちとも学校生活送りたかったけど、


俺らは俺らで楽しかったよな」






薮「そうだね。俺、校内でメンバー見かける度、声かけてたもん」






有岡「ほんとだよ！俺、薮ちゃんに校庭から声掛けられたもん！」





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