JUMPのかぐや姫..。*-23-

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裕翔「東京、名古屋、京セラドームが世界三大って」





薮「日本に密集しすぎじゃね？みたいなw」





涼介「みんな一応『おー！』って言ってたけど、首傾げてたよね」





裕翔「そうそうw ん？みたいな」





その時の光景を思い出して、思わずまた笑ってしまった。





.





そして話はやはり10周年の話題に。







薮「それにしてもこの10年で圭人もだいぶ変わったよね」





圭人「うん。みんなに対して緊張しなくなった」





高木「それでもまだ緊張するメンバーもいるって話してたよね」





圭人「話したね」





有岡「じゃあさ、圭人が緊張しない順番に言ってみてよ。俺らその順に並ぶから」






ということで、圭人の緊張しない順の発表が始まった。






圭人「まず一番緊張しないのがAでしょ。」




有岡「あ〜やっぱりそうか。じゃあA、そっち並んで」





大ちゃんに指差された場所に立つ。






有岡「なんとなくわかるけど理由は？」





圭人「なんだろうな。Aは空気なんだよね」




高木「ん？笑」




「それ…褒められてる…？」




圭人「もちろん、褒め言葉だよ…！」






そして、圭人が慌てたように説明しだす。






圭人「Aはいつだってそこにいるというか、


気づいたらそこにいてくれる感じ。」





涼介「あ〜なるほどね」




裕翔「わかる」





涼介や裕翔だけでなく、


他のみんなも「なるほど」と納得の声を漏らす。





でも私はいまいちピンときていない。






圭人「俺が何を言ったわけでもないのに、



なんか落ち込んでたりすると、そばに居て話を聞いてくれて。」





そういうことか。



そんな、大したことはしていないんだけどな。






圭人「当たり前のようにいてくれるから、



そのありがたみを忘れてしまいそうになるんだけど、



でもAがいないと生きていけない、みたいな。




だから空気」





なんか…とてつもなく褒められている気がする。






涼介「お前それ…プロポーズじゃねえか！！」




圭人「え、」




有岡「なにそれ、かっけー！俺も使おう！」




伊野尾「さすが帰国子女だな」




圭人「いやいや、そういうつもりじゃなくて、


なんとういうか人として大好きだよって話…」






な、なんか…すごい照れる。





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