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涼介「A、ピアノもあるよ」
「これも弾いていいんですか?」
店長「いいよ」
「ありがとうございます。じゃあ、何弾こうかな〜」
ピアノに指を乗せ、適当にメロディーを奏でる。
あ、そうだ!
思いついた曲の前奏を弾くと、
今までそれぞれ楽器を演奏していた手を止めて、
私の音に耳を傾けるみんな。
裕翔「スタータイム!」
知念「Aも弾けるんだ」
「合ってるかわからないけどね」
薮「え、即興?」
「うん、いのちゃんの音を聴いて覚えた」
有岡「はあーすげー!」
ピアノのメロディに乗せてみんなが歌ってくれる。
チラ、と見ると駿佑くんも口ずさんでくれていて、
本当にJUMPのことが好きなんだなあ、と嬉しくなった。
その後も、他の楽器を使いながら音楽を奏で、
みんなで楽しい夜を過ごした。
.
.
それからホテルに戻り、各自の部屋に戻って、
明日も早いので寝る支度を進める。
部屋でシャワーを浴びて、少しストレッチをして
明日に備えて寝ようかな、と携帯を触っていると。
____ピロン
メッセージの着信を知らせる音がなり、開くと
雄也から【ちょっと廊下に出てこれる?】との連絡が。
なんだろう?
____ガチャ
廊下に出ると満足げな顔をした雄也が立っていた。
高木「ごめん。寝てた?」
「ううん、これから寝ようとしてたとこ」
高木「これ、買ってきたんだけど」
そう言って渡してくれたのは、
USJの人気キャラクターのカチューシャ。
「え、かわいい…!」
高木「これ見つけてさ、絶対Aに似合うと思って買ってきたんだ」
「嬉しい!ありがとう!」
高木「着けてみてよ」
雄也の言葉に頷き頭にそれをつける。
「どう?」
高木「やっぱりな〜!超かわいい」
低音ボイスのその声にまた胸がキュンとなる。
「雄也!そういうこと簡単に女の子に言っちゃダメだよ!
勘違いしちゃうでしょ!」
高木「女の子って…Aにしか言わないよ?」
「……!」
高木「これ以上は山田に怒られるからやめとこ笑」
「もう…笑 でも本当ありがとね。すっごく嬉しい」
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くるみ(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しかったです♪ (2021年11月24日 21時) (レス) @page48 id: 4628c4f6a8 (このIDを非表示/違反報告)
ssfk(プロフ) - リクエストなどは受付されてますか? (2021年4月13日 21時) (レス) id: fa29755135 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - いつも更新を楽しみにしつつ、楽しく作品を拝読しています。山田くんとヒロインのラブなシーンも好きですが、mvのメイキングやLIVEでのメンバーとヒロインの絡みも一番お気に入りです!年内で完結予定みたいですが、もっと読んでいたいです! (2021年1月9日 13時) (レス) id: 6e64fa5367 (このIDを非表示/違反報告)
ありちゃん(プロフ) - 待ってました!!! (2020年11月3日 21時) (レス) id: 8dae6f9a5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みほ.。 | 作成日時:2020年11月3日 17時