JUMPのかぐや姫..。*-18-

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そして涼介やいのちゃんも戻ってきて、


27時間テレビもフィナーレに近づいている。




スーパーダンクの決勝選手権が始まり、


高校生たちが目の前でダンクを披露する。





成功するチームもあれば、失敗するチームもある。






そして優勝チームが決まったあと、



MCからいよいよ告げられた。






山崎「さあ皆さん！Hey!Say!JUMPのスーパーダンク見たくないですか！」




「「いえーい！！」」






突然の発表に「今？！」と困惑する私たち。






そうしている間にも時間は迫っていて、



私たちは大慌てでゴールの前に一列に並んだ。







光「みんな円陣！」







慌てているみんなに声をかけてくれたのは



やっぱり光くんで、10人が手を差し出した。







光「いくぞ！Hey！Say！JUMP」



「「おおー！！」」






この掛け声で冷静さを取り戻した私たちは



大ちゃんの「いくぞっ！」の掛け声で走り出す。







大ちゃんからいのちゃん、侑李、宏太くん、



私、涼介、圭人、光くん、裕翔…





といきなり成功するか！と思ったが、


最後の雄也にまでボールが回らず、






失敗に終わってしまう。






しかし、周りの「もう1回！」という声に



私たちはまた並び直す。





2回目。これもまた失敗。






そして時間的にラストだと言われた3回目。



光くんがもう一度みんなに声をかけ、円陣を組む。





みんな顔が焦っている。





光「いくぞっ」



J「「おおっ！！」」






でもきっと私たちなら大丈夫。



Hey！Say！JUMP10人で力を合わせれば、大丈夫。






アナ「次が本当のラストです！」




大貴「いくぞ！」




「「おおー！！」」





これがラストになるであろう大ちゃんの掛け声に、


みんなの声も大きくなる。





そして走り出した私たち。





1人1人のパスが繋がるたびに沸き起こる歓声。





そして




「「きゃーー！！」」






最後の雄也が決めた瞬間の歓声は、


最近聞いた歓声の中で最も大きくて感動するものだった。





みんな大喜びでお互いを抱きしめ合う。





ラストのラストで決めることができた


JUMPの笑顔とともに27時間テレビは幕を閉じた。





涼介「いや〜ほんとよかった」





スタジオを出ながら隣でつぶやく涼介。





涼介だけでなく、


みんなも安堵の表情を浮かべながら楽屋に戻る。






一時はどうなることかと思ったけど、



成功して本当によかった。






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