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「ごめんなさい！」
「「大丈夫！」」
「「どんまいどんまい」」
誰が失敗しても、
こうやって声を掛け合えるのはJUMPの良い所。
そしてまたチャレンジ。
さっきからのミスはどう見ても、
前の宏太くんとあたしの身長差が原因だ。
だけど、身長がバラバラなJUMPだから
誰かは必ずこの壁を乗り越えなきゃいけない。
それがあたしなんだ。
走り出したあたしは、
前から跳ね返って飛んでくるボールをキャッチする。
やっと取れたと安心する間も無く、パスを回す。
だけど次の涼介にうまく繋がらなかった。
「あ〜ごめん！あたしのパスが遅かった」
涼介「大丈夫。俺が絶対取るから
Aが投げやすいように投げて」
涼介の言葉に頷いてまた走って定位置に戻る。
そしてまた走り出すあたしたち。
宏太くんからのパスの取り方のコツはもう掴んだ。
そして涼介にパスを回す。
なんとかあたしからのパスを次の圭人に繋いだ涼介だけど、
あたしのパスの悪さが原因で
うまくボールを回せずまた失敗する。
「涼介ごめんね」
また定位置に戻りながらそう言ったあたしに
涼介「大丈夫、修正できる」
と涼介はそう言ってくれた。
.
ス「少し休憩しましょうか」
スタッフさんの声に時計を見ると
練習を始めてすでに1時間経っていたことに気づく。
みんなが水分補給をしている中、
あたしは壁に向かってボールを投げていた。
次の涼介に余計な負担はかけたくない、
という思いがあたしを突き動かす。
「あの、休憩中すみません」
あたしはスタッフさんと話していたジンジさんのところに行く。
「ボールを投げる向きを
安定させるにはどうしたらいいですか」
Z「Aさん、ちょっと手見せてもらっていいですか」
その言葉にあたしは両手を差し出す。
Z「やっぱり、女性の手は小さいので
この大きなボールを支えるのはなかなか大変です」
あたしの手を見てそう言う。
Z「なので一回こうして…」
ボールを持ったジンジさんがあたしに手本を見せてくれる。
「こうですか？」
ジンジさんのお手本を見て、
あたしも真似をしてボールを構えるけど
少し首を振った彼があたしの後ろに回って
腕のフォームを作ってくれる。
ていうか、本当背高いな。
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子猫(プロフ) - もちろん読んでますよ！楽しみにしてます！！ (2018年6月15日 21時) (
レス) id: 8b4fae9aa5 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2018年6月10日 1時) (レス) id: dca81bc790 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーず(プロフ) - 更新頑張ってください！待っています！ (2018年3月18日 23時) (レス) id: 1309505e8f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 更新待っていました(*^▽^*)頑張ってください(#^.^#) (2018年3月5日 22時) (レス) id: dca81bc790 (このIDを非表示/違反報告)
いの丸 - 最新話読みました！また更新する日が増えるというのを知りとても嬉しいです！お忙しいと思いますが、応援してます！ (2018年3月1日 21時) (レス) id: 3751684d50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ.｡
| 作成日時：2017年8月20日 18時
