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◇877 -ダンスレッスン- ページ27







「はあ…はあ…く、くるしぃ…」





伊野尾「けっ…お前これくらいで…げほっ…まだまだだな…」





「むせてるいのちゃんには言われたくない」







ツルツルの床に寝転がるあたしといのちゃん。








涼介「ふたりともまだまだ特訓が足りてないんじゃねえの?」




「ありがと」







涼介が首にかけたタオルで汗を拭きながら、



水を渡してくれた。








今日は、コンサート前のダンスレッスンです。






JUMPハウスの一角にある広いダンスレッスン室で



10人揃って練習中なんだけど、





今までダンス曲の確認をしてたからかなりキツい。









伊野尾「あれ、俺の水は?」





有岡「あ、ごめん。これいのちゃんのだった」






伊野尾「おい〜〜なにしてんだよー」








みんなダンス曲の攻撃にやられたようで



床に寝転がっている。








涼介「でもまだまだ、ここからだぞ?」





「そうなんだよねーくぅ…」





涼介「そんな可愛い声出してもやらなきゃダメ」









可愛い声なんて出してる余裕ないよ(泣)







それでもあたしたちがこんなに頑張れるのは



ファンの子の喜ぶ顔が見たいから。







壁一面を鏡に囲まれたレッスン室の壁に



設置されている大きなボードには、





練習しなければならない曲たちが並んでいる。







今踊ったFantastic Timeの文字の横に



薮くんがピンをつけていく。






あれがついたらその曲の練習は終わりということ。







それがひとつずつ増えていくのを見るのが嬉しいよね、



なんて圭人が言っていたのを聞いて頑張ろうと思った。






そして涼介が言うように、その下には



「SUPERMAN、Tasty U、Ride With Me」の3つが並んでいる。






特にRide With Meなんて新しいバージョンで、



今までより踊っている気がする。







「よし!みんな!やるよ!」






あたしは首にかかっていたタオルと水を置いて、



勢いよく立ち上がる。






___が







涼介「ちょっ…」








思わず立ち眩みを起こし、



涼介がすかさず手を伸ばしてくれた。







「へへ。ごめんごめん」







実は今日生理中で、少し貧血なんだよね。



まあ、心配かけたくないから言わないけどさ。







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子猫(プロフ) - もちろん読んでますよ!楽しみにしてます!! (2018年6月15日 21時) (レス) id: 8b4fae9aa5 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 更新ありがとうございます!これからも頑張ってください! (2018年6月10日 1時) (レス) id: dca81bc790 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーず(プロフ) - 更新頑張ってください!待っています! (2018年3月18日 23時) (レス) id: 1309505e8f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 更新待っていました(*^▽^*)頑張ってください(#^.^#) (2018年3月5日 22時) (レス) id: dca81bc790 (このIDを非表示/違反報告)
いの丸 - 最新話読みました!また更新する日が増えるというのを知りとても嬉しいです!お忙しいと思いますが、応援してます! (2018年3月1日 21時) (レス) id: 3751684d50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みほ.。 | 作成日時:2017年8月20日 18時

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