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2階に上がって、左右に分かれるところで右に行き、
俺の部屋の隣、一番奥の部屋に入る。
いい匂いが鼻をかすめた。
このアロマ、俺があげたやつだ。
部屋の奥にあるベッドにAを運んで寝かせる。
A「ん…りょうすけ…」
起こしちゃったか、と思ったけどただの寝言で。
「なんだよ、可愛すぎんだろ」
俺はスヤスヤと眠るAの口に
そっとキスを落とした。
誕生日だからこれくらい許してくれるだろ。
ってもう、誕生日は終わってるけどさ。
それからAに布団をかけて部屋の電気を消し、
静かにドアを閉めた。
隣にある俺の部屋に入る前、
一階から賑やかな声が聞こえてきた。
もう、12時過ぎたんだから静かにしろよな(笑)
部屋に入りパタンとドアを閉めると、
一気に静かな空間が俺を包む。
パチッと部屋の電気をつけると、
部屋の一番奥にあるベッドの上に、
今朝はなかったものが置かれている。
そういえばAが、プレゼントはまだあるんだよ
なんて言ってたっけ。
ベッドに近づいて、置いてあったプレゼントを手に取り、
包装を取ると中には俺の好きそうな服が数着入っていた。
ほんと、俺の好みわかってるよなー
なんて感心していると。
ベッドの上にもう一つ“あるもの”が置かれていた。
このプレゼントの下に隠していたんだろう。
それは予想していたもので、Aからの手紙だった。
プレゼントももちろん嬉しいんだけど、
誕生日にはこの手紙を一番楽しみにしている。
服をハンガーにかけ、クローゼットにしまって
手紙を持ってベッドの上に座った。
桜を連想させるような淡いピンクの封筒から
手紙を取り出す。
綺麗な字で書かれた手紙を読み始めた。
『涼介へ
23歳のお誕生日おめでとう。
年々かっこよくなるから、私の心臓が持ちません。笑
22歳の涼介には本当に助けられました。
あ、いつだって助けてもらってるんだけどね。
一緒に映画主演をできたことは、
本当に嬉しくてとても幸せでした。
涼介が同じ現場にいてくれてすごく心強かったです。
それと同時に涼介の俳優としての顔に
また惚れ直しちゃいました』
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子猫(プロフ) - もちろん読んでますよ！楽しみにしてます！！ (2018年6月15日 21時) (
レス) id: 8b4fae9aa5 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2018年6月10日 1時) (レス) id: dca81bc790 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーず(プロフ) - 更新頑張ってください！待っています！ (2018年3月18日 23時) (レス) id: 1309505e8f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 更新待っていました(*^▽^*)頑張ってください(#^.^#) (2018年3月5日 22時) (レス) id: dca81bc790 (このIDを非表示/違反報告)
いの丸 - 最新話読みました！また更新する日が増えるというのを知りとても嬉しいです！お忙しいと思いますが、応援してます！ (2018年3月1日 21時) (レス) id: 3751684d50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ.｡
| 作成日時：2017年8月20日 18時
