JUMPのかぐや姫.｡*-15-

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久しぶりに6人揃ったから、会話も弾む。









．









しばらく6人で近況報告等をしていたら




スタッフさんに呼ばれ、劇場に向かう。









カンナ「Aちゃんまた可愛くなったね。」







「え？そんなことないよ(笑)」








葵「やっぱ恋する乙女は綺麗になるってほんとだね。」









劇場に向かう廊下で



そんなことを言ってくるふたり。









奏太「っていうか、アイドルやってる時の



ふたりのキラキラ感がすごかった。」









後ろを歩いていた奏太くんがそう言う。









4人がこの前の横アリ公演に来てくれたんだよね。









拓斗「涼介、アイドルやってるときと



演技してる時の差がすごかった。」








涼介「ありがとう。」








葵「Aのアイドル姿が可愛すぎて、



ファンになりました」









カンナ「あたしも！！」








「へへっ、ありがとう。また来てね。」








カンナ「行く！！」









そして









《《キャーー！！♡》》









劇場に登壇するなり、



女性の甲高い声と男性の低い叫び声が響く。









あたしたちのファンの子もいると思うけど、




4人も今人気の方たちだから歓声がすごい。









そして１拍遅れて少し低めの声で




Aー！という声が聞こえてくる。









おそらく会場の人たちには聞こえてないけど、




あたしは聞こえてしまった。









恐る恐る首を上げて、その声の方に顔を向ける。









や、やっぱり……





視線を向けた先には変装している８人が。









大ちゃん、いのちゃん、裕翔は



立ち上がって手をぶんぶん振る。









そんな３人を焦って宏太くんと光くんが




座らせようとしてる。








ほんとに…笑









“上にいるよ”









アイコンタクトで涼介に伝えると、









“気づいてる”









そんな顔をして呆れ笑顔を浮かべる。









“静かにしてくれてるといいんだけどね”







“いや〜あいつらなにか企んでそう”







“まじか…笑”









っていうか、アイコンタクトで




ここまで会話できるあたしたちすごくない？笑








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