JUMPのかぐや姫.｡*-15-

◇747 ｰorange公開日ｰ ページ47

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ある日の朝。









侑李「いよいよ今日だね〜」








圭人「楽しみだな〜」









光「ねえねえハンカチ必要？」









雄也「ポップコーンかポテトどっちにしよう…」








大貴「おはよう」←








宏太「有岡遅い。」









裕翔「Aをあの大画面で見られるなんてな〜！」








伊野尾「興奮して9時間しか寝られなかった！」








涼介「しっかり寝てるじゃねえか。」









みんながワクワクするのは、今日がいよいよ



あたしと涼介の主演映画の公開日だから。









涼介の「暗殺教室」の時と同様、




メンバー全員で見に来るらしい。








伊野尾「今回はもう事前に言っとくけど、




ふたりが舞台挨拶するところのチケットを取りました！」









そう言って手を頭にやり



敬礼のポーズをとるいのちゃん。









「うん、なんとなくそんな気はしてた。笑」








涼介「だってお前ら来るなって言っても



来るだろ(笑)」









大貴「そりゃあ、山田とAが並ぶ



舞台挨拶なんてめったに見られないからな！」









侑李「なんかもう、ファンの心理だよね。」









宏太「まあこいつらが騒がないように




見張ってるから頑張っておいで。」









涼介「ありがとう、薮くん。



あなただけが頼りだ。」









裕翔「じゃあいってらっしゃーい！」








JUMP「「ばいばーい！！」」









JUMPメンバーに見送られて



あたしたちは家を出た。









．









．









劇場への車の中。








「絶対みんな目立つよね。」







涼介「手振ってくるだろ、絶対。」








「あたし笑っちゃいそう。」








涼介「それは我慢して(笑) 俺も頑張るから。」









「でも涼介よく暗殺教室の時笑わなかったよね。」








涼介「笑っちゃいけねえと思って(笑)




だから幻だと思うことにしてた」









.









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そしてついた劇場。








カンナ「きゃー！Aちゃん！！」








葵「A〜！！」








「カンナちゃん！葵ちゃん！」









控室に行くとすでに4人がいて、




久しぶりの再会に抱き合うあたしたち。









奏太「涼介、久しぶり。」








拓斗「相変わらずイケメンだな〜、涼介」








涼介「いやいや(笑)



ふたりとも元気そうで。」









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