JUMPのかぐや姫.｡*-15-

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次の日は1日中撮影をして、



疲れたあたしは夜ご飯も食べずに寝てしまった。








．









．









.









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「ん…」









少し重みを感じて、目を覚まし



ゆっくりと目を開けると。








誰かがあたしのことを



後ろから抱きしめていることに気付く。









お腹に回されているその誰かの手は、



あたしの大好きな彼の手で。









すぅー…という寝息が耳元で聞こえ、



振り向くとぐっすり眠っている涼介の寝顔が。








え…なんで？え？



ここあたしの部屋だよね？







え、なんで涼介がいるの？え？









なぜ涼介があたしの部屋のベッドで



一緒に寝ているのかわからないけど、









とりあえず静かに涼介の腕の中から出て



シャワー室に向かった。









．









シャワー室から出ると、まだ寝ていた涼介。





時計を見ると６時半。









今日は８時に廊下に集合だから、





そろそろ起こした方がいいよね？









「涼介。起きて。」









少し肩を揺さぶっても、



全然起きる気配を見せない涼介。









それにしても、本当寝顔かわいいなぁ。









そうだ！




起きないしチューしてもバレない！









そう思ったあたしは、



涼介にゆっくりと顔を近づけた。









けど…









ぐるんっ









え…！









急に視界が逆さまになって、



涼介があたしの上にまたがっている。








.









涼介「寝込みを襲うなんて、Aちゃんエッ チ。」









.









そう言ってククッといたずらに笑う涼介。









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