JUMPのかぐや姫.｡*-15-

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綺麗なリボンを解くと、中には









「わあ！かわいい！♡」









白いニットと



ピンクのフレアスカートが入っていた。









涼介「にっと！」








八乙女「なんでお前が興奮するんだよ(笑)」








薮「Aに似合いそうだなあって



5人で選んで買ってきた。」








「え〜ありがとう。嬉しい；；」









知念「え、この5人で女性物の服屋に行ったの？」









有岡「そうだよ。めっちゃ見られてたけどな。」









高木「これから寒くなるし、



それ着て山田とデートにでも行きなよ。」









「ありがとう。



ねえ、早くこの服着たいからデート行こう？」









伊野尾「か、可愛い…



なんだその可愛いデートの誘い方。」









涼介「なんかありがとな。BESTのみんな。」








中島「じゃあ俺らセブンからも！」








そう言って今度は可愛い柄の箱が渡される。






開けると









「えっ！かわいい！！♡」








リボンのついた



ブラウンのショートブーツが入っていた。









岡本「俺たち4人で


仕事終わりに買いに行ったんだよ。」








伊野尾「なんだ、セブンも行ってんじゃん。」








知念「僕たちはいいの。」








中島「俺たちサイズはわからなかったけど、



そこはやっぱりやまちゃんがね。」









涼介「ほら、足出してみて？」








そう言われるがままに近くの椅子に座り、



右足を涼介の前に出すと







スッとブーツを履かせてくれる。









涼介「ふふっ、やっぱりちょうどだ。」









私にブーツを履かせた涼介は



ニコッと私を見上げて微笑んだ。









八乙女「わー！なんだ今の！



リアル王子様じゃねえか！」







中島「またいい写真が撮れた♪」









涼介の笑顔にドッキドキの私を置いて、



みんながキャーキャー言い騒ぐ。









有岡「もうセット揃ったから、



これでデート行けるじゃん！」









涼介「本当は今日どっか連れて行ってやりたかったんだけど。」









そうです。







明日…というか今日は


今年のツアーラストの横アリ公演。








「誕生日にコンサートできるなんて、幸せだよ。



ラスト楽しもうね！」








私の声にみんなが笑顔で頷いた。









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