JUMPのかぐや姫.｡*-13-

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ーAsideー







「さあ、いよいよ始まりました。


真夏の生男子会スペシャル。





日頃の不満、怒り、感謝を


洗いざらい、話していただきたいと思います。」








涼介が生放送で、あんなことを言い出すから


動揺してしまったけど、





すぐに平静を取り戻し進行を進める。








「それではさっそく参りましょう。



最初のカミングアウトはこちら！」








あたしの横にあるスクリーンに



カミングアウトの内容が映しだされる。








最初のカミングアウトは


『岡田くんやめて！』という内容。








その内容を見るなり、岡田くんは口元に手を添えて



何の話だ？という顔をする。








「さあ、どなたですか！」








あたしの問いに「はい！」と元気よく返事をして



立ち上がったのは櫻井くん。









櫻井「岡田先輩といろんな歌番組で、


ご一緒するんですけど、




必ず僕のお尻を掴むんです。」








櫻井くんのカミングアウトに



みんな「あ〜」という共感の声を出す。







櫻井くんが岡田くんに必死に抗議する。








櫻井「JUMPくんたちもされたことあるでしょ？」








櫻井くんからの問いに、



身を乗り出して同意するみんな。








大貴「多分、みんなやられてます。」







松本「え、Aも？」








みんなの視線がバッとあたしに向いた。









「いや、あたしはされたことないですけど…笑」








岡田「いや、Aにしたらそれこそヤバい奴だし、



何より山田に怒られる。」








涼介「当たり前ですよ！笑




Aに手出してないだけまだいいです。」









井ノ原「本当、山田くん常にAちゃんの隣にいるよね。





ドラマの撮影現場でも


ふたりでずっと楽しそうに話してるの。」








三宅「本当、仲いいよね。」









井ノ原「あのふたりの雰囲気は入っていけなかった。」









なんか褒められてるのか、冷やかされてるのか。








恥ずかしくなって、体がだんだん熱くなってきて



テーマを変える。









「そんな岡田くんからいのちゃんに




言いたい事があります。こちら！」









『伊野尾がカワイイ 腹が立つ』









慧「あっ…笑」








モニターに移された文字を見て



照れ笑いを浮かべるいのちゃん。









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