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急いで病院に行くと。
大貴「山田…!」
すでに、俺以外のメンバーが揃っていた。
「大ちゃん…」
大ちゃんは、
今すぐにでも泣きそうな顔をしていた。
なんでそんな、泣きそうな顔してんだよ。
うそだよな。
Aが…
工事作業中の事故に巻き込まれたなんて。
お願いだ。嘘だと言ってくれ…。
だけど手術中の赤いランプが消え、
中から出てきた人の顔を見て
そんな俺の願いは、あっけなく掻き消された。
俺たちの横を運ばれていくA。
頭には白い包帯が巻かれていた。
俺は通り過ぎるAを、放心状態で見つめていた。
薮くんがAの状態を聞いているのが
視界に見えたが
俺の思考は考えることをやめていた。
そんな俺に気付いたのか
大貴「山田。行くぞ…」
そう言って俺の腕を引いて、
みんなの後を付いていった。
それからAの病室にみんなで行った。
そして、少しずつ状況が理解出来た俺は
Aに1歩1歩近づいた。
点滴に繋がれたAを見た俺の目に
温かいものが走るのを感じる。
Aの冷たい手を取る。
宏太「怪我は軽かったらしい。
まだ今は意識を失ってるだけだって」
俺の後ろで薮くんがそう言うのを聞いて
俺は座り込んだ。
光「山田…!」
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きい(プロフ) - 楽しく読ませていただいています! 12のパスワードを教えていただけませんか? (2017年3月18日 12時) (レス) id: 8e9c5e1e6e (このIDを非表示/違反報告)
音色(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!続きが読みたいのでパスワードを教えて欲しいです!お願いします! (2017年3月18日 9時) (レス) id: 8927627eb4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し47874号(プロフ) - 続きを見たいのですがパスワードで見れないんです。良ければパスワードを教えて頂けますか? (2017年3月17日 12時) (レス) id: f45920c8dd (このIDを非表示/違反報告)
ベリー(プロフ) - ベリーです!そうだったんですね!タイトルだけで判断していました…読んでみます! (2015年10月11日 1時) (レス) id: 348b047153 (このIDを非表示/違反報告)
みあたん*涼介担* - 面白いです!!続きが早くみたいです(*´∀`) (2015年10月10日 8時) (レス) id: 0d515d3fad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みほ.。 | 作成日時:2015年9月22日 18時