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◇538 ページ38










急いで病院に行くと。









大貴「山田…!」









すでに、俺以外のメンバーが揃っていた。









「大ちゃん…」









大ちゃんは、



今すぐにでも泣きそうな顔をしていた。









なんでそんな、泣きそうな顔してんだよ。









うそだよな。









Aが…





工事作業中の事故に巻き込まれたなんて。









お願いだ。嘘だと言ってくれ…。









だけど手術中の赤いランプが消え、





中から出てきた人の顔を見て









そんな俺の願いは、あっけなく掻き消された。









俺たちの横を運ばれていくA。









頭には白い包帯が巻かれていた。









俺は通り過ぎるAを、放心状態で見つめていた。









薮くんがAの状態を聞いているのが




視界に見えたが





俺の思考は考えることをやめていた。









そんな俺に気付いたのか









大貴「山田。行くぞ…」









そう言って俺の腕を引いて、




みんなの後を付いていった。









それからAの病室にみんなで行った。









そして、少しずつ状況が理解出来た俺は




Aに1歩1歩近づいた。









点滴に繋がれたAを見た俺の目に



温かいものが走るのを感じる。









Aの冷たい手を取る。









宏太「怪我は軽かったらしい。



まだ今は意識を失ってるだけだって」









俺の後ろで薮くんがそう言うのを聞いて




俺は座り込んだ。









光「山田…!」








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きい(プロフ) - 楽しく読ませていただいています! 12のパスワードを教えていただけませんか? (2017年3月18日 12時) (レス) id: 8e9c5e1e6e (このIDを非表示/違反報告)
音色(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!続きが読みたいのでパスワードを教えて欲しいです!お願いします! (2017年3月18日 9時) (レス) id: 8927627eb4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し47874号(プロフ) - 続きを見たいのですがパスワードで見れないんです。良ければパスワードを教えて頂けますか? (2017年3月17日 12時) (レス) id: f45920c8dd (このIDを非表示/違反報告)
ベリー(プロフ) - ベリーです!そうだったんですね!タイトルだけで判断していました…読んでみます! (2015年10月11日 1時) (レス) id: 348b047153 (このIDを非表示/違反報告)
みあたん*涼介担* - 面白いです!!続きが早くみたいです(*´∀`) (2015年10月10日 8時) (レス) id: 0d515d3fad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みほ.。 | 作成日時:2015年9月22日 18時

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