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涼介「ん…」
甘い声を出す涼介に目がくらみそう。
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すぐに離れると涼介は物足りなさそうな顔で
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涼介「え〜まだこれは使えない?」
そう言って舌を出して見せた。
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「ムリムリ!!」
涼介「ったく笑 しょうがねえな」
あたしがそう言うと、
涼介があたしを横にしてそのままキスしてきた。
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甘すぎて身体の力が抜ける。
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すぐに苦しくなる呼吸を整えようとすると
乱入してくる涼介の舌。
逃げようとしても、
涼介の舌があたしの舌を絡め取って離さない。
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だけど本当に苦しくなって
それに気付いた涼介が離れた。
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「涼介…長いっ…」
涼介「あ、ごめん笑」
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あれから最後にまた海に戻って
夜の海を2人で眺める。
.
涼介「もう俺も22歳かあ」
「時の流れって本当早いよね」
涼介「早すぎるな。
もう事務所に入って今年で12年だもんな」
「12年か〜、人生の半分以上だね」
涼介「そうだな。本当いろいろあったな。
まさか俺がグループのセンターに
立つ日が来るなんて思ってもなかったし、
あんなに大切で仕方ない奴らに
出会うとも思ってなかったし。
なによりジャニーズで女の子と出会えるなんてな」
「本当、それが一番の想定外なことだよね」
涼介「たしかにな笑
本当に、運命ってあるんだな」
「そうだね」
涼介「そろそろ帰るか」
「うん」
あたしたちは立ち上がって車に向かった。
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涼介「A」
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すると、後ろを歩く涼介に呼び止められ
振り向くと、
涼介「おいで」
そう言って手を広げていた。
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あたしはすぐにそれを理解し、
その腕の中に飛び込んだ。
優しく優しく抱きしめてくれる。
.
涼介「A、愛してる」
「あたしも」
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夏の始まりを知らせる風が
あたしたちを包み込んだ。
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名無し47874号(プロフ) - すみません、11を読みたいのですがパスワードが分からなくて、教えて頂けますか? (2017年3月16日 20時) (レス) id: f45920c8dd (このIDを非表示/違反報告)
さと - キスの回数が多い(苦笑)伊野ちゃんが彼氏のバージョンが見たいです! (2016年12月27日 16時) (レス) id: 99034a2b7d (このIDを非表示/違反報告)
苺 - すごく面白いです(*^◯^*) ハマりすぎてもう10回は読み返しました(≧∇≦)これからも頑張ってください*\(^o^)/*応援してます(^_^) (2015年12月27日 16時) (レス) id: 75ca76bb9d (このIDを非表示/違反報告)
いわち - 面白すぎる (2015年9月22日 12時) (レス) id: 88f18cca40 (このIDを非表示/違反報告)
山田優香(プロフ) - すっごく面白いです!!1人で笑っててお兄ちゃんに変な目で見られました笑笑これからも更新頑張ってください! (2015年9月21日 21時) (レス) id: ceadb491e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みほ.。 | 作成日時:2015年9月13日 18時