JUMPのかぐや姫.｡*-10-

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今日も、モノト−ンでまとめられた



オシャレな服装。








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涼介「お、Aワンピースにしたんだ」







「そうだよ♪ これ久しぶりに着るんだ」








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慧「それ何年か前も着てたよね」








「そうだよ」








慧「身長変わってないんだな」








「うるさい」









いのちゃんにからかわれ、



頭に手を置かれて






イタズラな笑顔を向けてくるいのちゃんに



あたしは頬を膨らませた。








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そんなあたしたちの様子を見ていた涼介が








涼介「はいはい。Aは俺とデートすんの。



返して」








そう言っていのちゃんからあたしを奪い返した。








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慧「ちぇ〜。



Aっていじると、すぐ怒るから楽しいんだよな」








侑李「はいはい。早く行っておいで」








「はーい笑」









その時だった。









prrrr…prrrr…









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誰かの携帯が鳴って、




あたしたちは互いに顔を見合わせる。








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10人もいると




誰の携帯が鳴ってるのか分からなくなる。








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「涼介じゃない？」







涼介「あ、ほんとだ」









涼介が電話に出る。









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すると、すぐに声のトーンが変わった。





仕事の時のトーンだ。








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もしかしたら仕事が入ったのかもしれない。






この世界は急に仕事が入るなんてことはざらにある。








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涼介「はい。わかりました。すぐ行きます」








そして電話を切った涼介に緊張の面持ちで尋ねる。








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「何の電話？」








涼介「仕事。これからちょっと話があるから来てって」








「そっか…」









悲しいけど、それは仕方ないことだよね。








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「いってらっしゃい」








涼介「Aも行くぞ」








「へっ？ちょっと…！」









見送ろうとしたのに手をつかまれ、




そのまま一緒に連れて行かれた。









.









.









侑李「なんかよく分かんないけど、


いってらっしゃ〜い」








慧「山田は仕事場にまでAを連れて行くのか」








侑李「さあ？笑」








慧「なんて独占欲の強いヤツなんだ」←








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