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裕翔「Aさん、こんにちは」
「こんにちはー」
今日のメイキング担当は裕翔。
ニコニコしながらカメラを近づけてくる。
裕翔「もうメイクしたの？」
「ううん、まだだよ」
裕翔「メイクしなくても十分出られるよ」
「いや〜やっぱりメイクの力を借りないとアイドルにはなれないよ」
裕翔「みなさん、貴重なAのすっぴんですよ」
「あんま撮らないで笑」
裕翔「ははっ、可愛い」
近くにあったクッションで顔を隠す。
裕翔「あんまりするとやまちゃんに怒られるんで、
このへんにしときます。あとは俺らだけの特権ということで」
「そんな特別なものじゃないけどね」
裕翔「特別に決まってるでしょ〜」
パタンとカメラを閉じた裕翔が次のメンバーの元へ向かっていく。
それと入れ替わりでメイクさんが私を呼びにきた。
.
そしてメイクを終わらせ、楽屋に向かう。
裕翔「今日もまたでかいの付けてんじゃん」
楽屋では筋トレをしていた涼介と
カメラを向けている裕翔がいた。
裕翔「おっ、アイドルバージョンのA」
そう言ってカメラを向けてきた裕翔に、というか、
カメラの向こうのファンの子へ向けてウインクをしてみる。
裕翔「あ〜！可愛い！いただきました！
これは貴重なので有料コンテンツということで…課金制度に」
涼介「何言ってんのw」
裕翔「A見て。やまちゃんこんなとこにタトゥーシールつけてる」
「うん。知ってる」
裕翔「あら！なんで知ってるの！まさか！」
「だってみんな上半身裸でウロウロしてるじゃん」
裕翔「確かに」
涼介「急にできたほくろ」
裕翔「なわけないやろ」
涼介「へへっ」
「涼介、見えてる」
ふと、目についたそれを隠すために、
クイっとズボンをあげる。
すると一瞬驚いた涼介が意味を理解して、
ニッと少し意地悪に笑う。
「なに」
涼介「見られたくないんだね〜」
「見せるものじゃありません」
裕翔「パンツくらい別によくない？」
私の答えをわかっていて、
わざと意地悪な質問をしてくる。
涼介「そうそう。ふとした時に、見えちゃうことだってあるし。俺は嫌じゃないよ？」
ううう…わかってるくせに。
わかってるくせに、そういうこと言っちゃうんだもん。
「私が…いやなの。」
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ありちゃん(プロフ) - 久しぶりに更新してくれて嬉しいです！わたしも完結寂しい、、、paradeのメイキング期待したいです、、、！涼介にもっと嫉妬して欲しい（照） (2020年6月14日 15時) (
レス) id: 7f4e14822e (このIDを非表示/違反報告)
miko - I love you (2020年5月6日 15時) (レス) id: e521ced911 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 完結してしまうなんて残念です。paradeのツアーの様子とかも書いて欲しいです♪どんな形であっても、最後まで応援します！！ (2020年1月25日 13時) (レス) id: 6ffe3ba49e (このIDを非表示/違反報告)
モリノ ツバキ(プロフ) - 完結してしまうんですか?とても面白いのでもうすぐ終わってしまうと思うと残念です。かぐや姫ロスにならないか今から心配です! (2019年12月16日 0時) (レス) id: 922f4f71bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ.｡
| 作成日時：2019年12月15日 16時
