◇1067 -準備- ページ17
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涼介「中じゃなくて、外に一発…こうして」
涼介の動きに合わせて、メンバーが後ろで動きを確認する。
今日はライブ前の踊り合わせ。
今は涼介が振り付けを担当したI/Oを
みんなで覚えていく作業中。
うちにあるダンススタジオでみんなで練習をする。
涼介「タタタタ…タタタンじゃなくて…」
高木「え、こう？」
「いや、こうだと思う」
涼介の代わりに雄也に振りを教える。
合ってるよね？というように涼介に目をやると、
涼介が頷いた。
涼介「ほんと、振りの覚えが早い」
高木「Aも一緒考えたの？ってくらい、もう理解してんじゃん」
薮「さすがだよな」
有岡「ねえ、この時は、ここでいいの？」
涼介「うん、いいよ」
なかなかハードな振り付けに息をあげながら、
必死に付いていくみんな。
涼介「よし、じゃあ一回音楽に合わせてやってみようか」
「「おう！」」
そして音楽に合わせて、鏡で確認しながら
一通り踊りを確認する。
.
薮「つら…」
伊野尾「きつ…」
音楽が終わった途端、その場に座り込むみんな。
「ふぅ…」
私も座って水分を取る。
涼介「大丈夫か？」
「うん、私は大丈夫だけど…」
視線を彼らに移すと、
その視線を追うように涼介も視線を動かす。
その先には床に寝転がるみんな。
涼介「やっぱキツいかな」
高木「大丈夫。体力が落ちてるだけだから」
薮「絶対習得するから、もうちょっと待って」
涼介「俺の振りはどう、かな？」
少し不安そうな表情の涼介が
少しでも安心できるように私は微笑んだ。
「すごくいい。ハードに見えるんだけど、
無駄な動きがないし、何より私たちみんなの活かし方をよくわかってる振りだと思う」
涼介「……それは、」
有岡「最高の褒め言葉だな。」
ニッと笑った大ちゃんが涼介の言葉の先を縫う。
「涼介、」
「「ありがとう！」」
私の言葉に被せるようにお礼を言うみんなを見て、
ものすごく嬉しそうな表情を浮かべた涼介が、
とびきりの笑顔を見せた。
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ありちゃん(プロフ) - 久しぶりに更新してくれて嬉しいです！わたしも完結寂しい、、、paradeのメイキング期待したいです、、、！涼介にもっと嫉妬して欲しい（照） (2020年6月14日 15時) (
レス) id: 7f4e14822e (このIDを非表示/違反報告)
miko - I love you (2020年5月6日 15時) (レス) id: e521ced911 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 完結してしまうなんて残念です。paradeのツアーの様子とかも書いて欲しいです♪どんな形であっても、最後まで応援します！！ (2020年1月25日 13時) (レス) id: 6ffe3ba49e (このIDを非表示/違反報告)
モリノ ツバキ(プロフ) - 完結してしまうんですか?とても面白いのでもうすぐ終わってしまうと思うと残念です。かぐや姫ロスにならないか今から心配です! (2019年12月16日 0時) (レス) id: 922f4f71bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ.｡
| 作成日時：2019年12月15日 16時
