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涼介「なんもされてない?」
「うん、いのちゃんが助けてくれたから。」
伊野尾「そうだぞ。感謝しろよ〜」
涼介「ありがとう、いのちゃん。」
伊野尾「まあ、別にお願いされなくても、
Aがピンチの時は何が何でも助けるけど」
裕翔「いのちゃん、どうしたの。今日かっこいいよ」
伊野尾「え〜いつもだろ〜」
裕翔「そういうとこなんだよなあ。」
そしてテントに戻ると、
みんなが私を心配していたのか一斉に周りを囲まれた。
薮「大丈夫か?なんもされてねえか?」
「うん。いのちゃんが…」
薮「またお前がなんかしたのか!」
伊野尾「違うって!俺がAをナンパ野郎から救ったの!」
光「何かの冗談?」
伊野尾「ほんとだよな?A」
「……」
伊野尾「黙秘?!」
「ははは!うそうそ。本当にありがとね、いのちゃん。」
みんなには心配かけないように、敢えて明るく振る舞う。
きっといのちゃんもそれをわかってノってくれている。
ほんと、彼には敵わないな。
昔から尊敬する人の一人だ。
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それから楽しい雰囲気のまま
みんながそれぞれ買ってきたお昼ご飯を食べる。
高木「海を見ながら、JUMPみんなでご飯を食べるなんて、幸せだな〜」
薮「もう俺、この景色だけで腹一杯だわ」
裕翔「なんだよ〜!青春野郎め!」
知念「あとで、みんなでビーチバレーしない?」
有岡「お!いいね!セブンとBESTに分かれてさ!」
伊野尾「え〜絶対セブンの方が強いじゃん。若いんだし」
光「絶対、負けないぞ!」
裕翔「光さん。知念とAがいる時点で、俺らの勝ちは決まってます」
圭人「二人がいるのは強いよ」
光「確かに。ちょっとトレードしない?伊野尾あたりと…」
伊野尾「おいっ!」
「「はははは!」」
本当に楽しそうに盛り上がるみんな。
だけど、チラッと横を見ると
涼介だけ、どこか陰りのある笑顔で。
きっと、気にしてるんだろう。
自分が目を離したせいで、私がナンパされたって。
本当に、涼介のせいじゃないんだけどな。
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ありちゃん(プロフ) - 久しぶりに更新してくれて嬉しいです!わたしも完結寂しい、、、paradeのメイキング期待したいです、、、!涼介にもっと嫉妬して欲しい(照) (2020年6月14日 15時) (レス) id: 7f4e14822e (このIDを非表示/違反報告)
miko - I love you (2020年5月6日 15時) (レス) id: e521ced911 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 完結してしまうなんて残念です。paradeのツアーの様子とかも書いて欲しいです♪どんな形であっても、最後まで応援します!! (2020年1月25日 13時) (レス) id: 6ffe3ba49e (このIDを非表示/違反報告)
モリノ ツバキ(プロフ) - 完結してしまうんですか?とても面白いのでもうすぐ終わってしまうと思うと残念です。かぐや姫ロスにならないか今から心配です! (2019年12月16日 0時) (レス) id: 922f4f71bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みほ.。 | 作成日時:2019年12月15日 16時