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鬼火島殺人事件38 ページ38






―竜二side―





美雪「え?!ちょっと、2人どこ行くの?!」




僕が急いで砂浜に戻ると、




「あっ。うわうわうわ…


砂浜で手つなぎながら、追いかけっこか」





先輩たちがこっちに向かって走ってくる。




って、手つないでたら、追いかけっこにならないか笑






「よし」






僕はカメラを構えて、



先輩たちのラブラブっぷりをカメラに収めようとした。





だけど、先輩たちはあっという間に、



僕のカメラを通り過ぎていく。






「えっ?えっ?!ちょっとどこ行くんすか先輩!」






すると美雪先輩が、あとからやってくる。






美雪「なんか行っちゃった」





「なにがあったんですか?」





美雪「いや、途中までは良い感じだったんだけどね、




急にはじめちゃんが立ち上がって


Aと一緒にどっか行っちゃった」





「美雪先輩、僕たちも大変っすよね」






美雪「本当よね」






「僕たちも行きますか」






美雪「だね」






僕はカメラを閉じて、



金田一先輩とA先輩を追いかけた。















―はじめside―




Aを引っ張ってやってきたのは、



新谷さんのところ。






「新谷さん!ハシゴがなくなったことに



気付いたのっていつ頃ですか?」





新谷「昨日の11時くらいかな」





「そういうことか」





A「え、どういうこと?」






「肝試しの夜、



川島さんが偽物の鬼火を飛ばした後すぐ


ハシゴを元あった場所に戻したって言ってた。




そのあとハシゴがなくなったことに


新谷さんが気付く11時ちょっと過ぎまでの間に




誰かが再びハシゴを持ち出してそのまま隠した」






A「つまり、ハシゴは2度消えたってこと?」







「そういうことだ」






あたしたちは再び礼拝堂に向かう。







美雪「なんでハシゴは消えたんだろう?」







竜二「あ!犯人を特定できる痕跡が



ハシゴに残っちゃったからとか」






「痕跡?例えば?」







あれ?あそこにいるの…







美雪「川崎先生」







礼拝堂の中に川崎先生がいた。








「川崎先生、どうしてここに?」






川崎「なんとか椎名の死体を下ろそうと



試行錯誤してんだが、やっぱりハシゴがないと無理だな」








竜二「さすがにこの高さですもんね」






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末樺 - 25話の新谷セリフ、なくなってるの 。 では、ないでしょうか? もしあっているのに、指摘してしまっていたら、すいません。 (2018年10月8日 16時) (レス) id: 8c3e65cecc (このIDを非表示/違反報告)
山高涼雄 - 金田一のスペシャルドラマも書いて下さい (2017年1月23日 16時) (レス) id: 1c4411f4c9 (このIDを非表示/違反報告)
涼雄担当です - 金田一のスペシャルドラマも書いて下さい (2017年1月23日 16時) (レス) id: 1c4411f4c9 (このIDを非表示/違反報告)
なやるん - みほさんが書く小説が大好きです!ずっとずっと応援してます!頑張ってください! (2016年5月2日 20時) (レス) id: 454cb2a416 (このIDを非表示/違反報告)
みほ.。(プロフ) - YUIさん» ありがとうございます! 感謝してます* (2015年3月25日 20時) (レス) id: e7907ced4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みほ.。 | 作成日時:2015年3月14日 11時

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