鬼火島殺人事件31 ページ31
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A「このドア開けばいいのに」
よしっ!今がチャンスだ!
「あ…あっあれだったら、こっち来る?」
よしっ、言えた!
A「え?行っていいの?」
キタキタキタ−!
「ちょっと待ってて」
俺はそう言うと、
バッグからスッポンドリンクを取り出し、
豪快に2本を一気のみ。
うぇ…まっず。
そして鍵穴の前に座り込み、
「来なよ。こっち」
ドアの向こうのA向かって、そう言った。
A「じゃあ行くね」
よっしゃー!
俺はガッツポーズをくりだす。
まあこの格好じゃあれだから、
とりあえずズボンをはいて、
リップをしっかり塗って準備完了!
そしてコンコンとドアを叩く音が。
俺は、かっこよくドアを開ける。
「ようこそー!」
A「はじめ。声でかい」
うわお、入ってきてそうそう怒られた。
Aを中に入れる。
2人してベッドの上に座る。
やべぇ緊張してきた。
誘ったはいいものの、どうすればいいんだ?
するとAが話し始めた。
A「あのさ…海老沢さんのことなんだけど」
「あぁ。それがどうかしたか?」
A「あたしが海老沢さんの病室に入ったとき、
ベッドの横にパソコンが置いてあって、
なんか原稿みたいなのがあったの」
「原稿?」
A「そう。なんか小説っぽかったんだよね」
「そっか。剣持さんに頼んで調べてもらうか」
A「うん」
Aが気を利かせて、
話題を出してくれたのはいいんだけど、
話が続かない。
時計を見ると、そろそろ11時。
「A、そろそろ寝るか」
A「え?」
「今日は久しぶりに同じベッドで」
A「は?!//」
「昔はよく、一緒に寝てたじゃねえか」
A「いや…そうだけど」
「いやなのか?」
A「いやじゃないけど、恥ずかしいじゃん//」
そう言ってすぐに、顔を赤くするA。
もうダメだ。限界。
俺はAの手を取り、
ベッドに強引に引き込んだ。
A「え!ちょっと…!」
「しー。大きい声出すと誰か来ちゃうから」
そう言って納得させ、Aを静かにさせる。
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末樺 - 25話の新谷セリフ、なくなってるの 。 では、ないでしょうか? もしあっているのに、指摘してしまっていたら、すいません。 (2018年10月8日 16時) (レス) id: 8c3e65cecc (このIDを非表示/違反報告)
山高涼雄 - 金田一のスペシャルドラマも書いて下さい (2017年1月23日 16時) (レス) id: 1c4411f4c9 (このIDを非表示/違反報告)
涼雄担当です - 金田一のスペシャルドラマも書いて下さい (2017年1月23日 16時) (レス) id: 1c4411f4c9 (このIDを非表示/違反報告)
なやるん - みほさんが書く小説が大好きです!ずっとずっと応援してます!頑張ってください! (2016年5月2日 20時) (レス) id: 454cb2a416 (このIDを非表示/違反報告)
みほ.。(プロフ) - YUIさん» ありがとうございます! 感謝してます* (2015年3月25日 20時) (レス) id: e7907ced4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みほ.。 | 作成日時:2015年3月14日 11時