鬼火島殺人事件20 ページ20
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すると
椎名「すみません。僕ちょっと気分悪いんで、
部屋で休ませてください」
そう言って、
顔を青くした椎名さんが部屋を出て行く。
.
一気に静まる。
加藤「怨念…」
加藤さんのその小さな呟きがよく聞こえるほどに。
椎名「まさか…あいつがこの島に？」
加藤「バカな！あいつはまだ、死んでなんか…」
何の話…？
.
あたしたちは1階に戻る。
みんなで黙り込んでいた。
だけどあたしの視界の隅に、
なにか白い物がハラハラと映る。
「あれ？」
あたしは外に飛び出た。
はじめ「どうした？」
「雪が降ってる…」
はじめ「真夏に雪なんて降るわけ…」
つられてはじめ、美雪、竜二くんも飛び出してくる。
そしてそれを見た皆が目を見開く。
はじめ「なんで？！」
竜二「わぁ…」
灰色の空から、雪…のような
白い何かが降ってきていた。
竜二「うぇっ。なんだこれ…
これ雪じゃなくて砂ですよ！」
砂？
「なんで砂が空から降ってくるの？」
はじめ「砂の雪？」
気になったあたしたちは、川��さんに聞きに行く。
川崎「竜巻の影響だよ」
竜巻…？
川崎「台風がくると、島の近くの海上で
竜巻が発生し、海岸の砂を巻き上げる。
この島じゃ珍しくない光景だよ」
そうなんだ…初めて知った。
川崎「そろそろ昼飯の時間だ。準備頼むね」
「はい。すぐ支度します」
あたしたちはキッチンに向かおうとした。
だけど＿＿＿
川島「おい！椎名がいない」
川島さんがすごい形相で走ってきた。
川島「消えた」
まさか？！その場のみんなが同じ事を想像した。
また、誰かに殺された…？
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末樺 - 25話の新谷セリフ、なくなってるの 。 では、ないでしょうか？ もしあっているのに、指摘してしまっていたら、すいません。 (2018年10月8日 16時) (
レス) id: 8c3e65cecc (このIDを非表示/違反報告)
山高涼雄 - 金田一のスペシャルドラマも書いて下さい (2017年1月23日 16時) (レス) id: 1c4411f4c9 (このIDを非表示/違反報告)
涼雄担当です - 金田一のスペシャルドラマも書いて下さい (2017年1月23日 16時) (レス) id: 1c4411f4c9 (このIDを非表示/違反報告)
なやるん - みほさんが書く小説が大好きです！ずっとずっと応援してます！頑張ってください！ (2016年5月2日 20時) (レス) id: 454cb2a416 (このIDを非表示/違反報告)
みほ.｡(プロフ) - YUIさん» ありがとうございます！ 感謝してます* (2015年3月25日 20時) (レス) id: e7907ced4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ.｡
| 作成日時：2015年3月14日 11時
