鬼火島殺人事件14 ページ14
＋
―はじめside―
なぜか俺がやるハメになってしまった。
怖がるAを抱きしめる脳内で
シュミレーションしてたんだけどな。
ドアの鍵穴を覗き込み
ゆっくりまぶたを開けると、
そこには本当に青い鬼火が飛んでいて、
点滴を腕につけ、
入院気を着たひとがゆっくりやってきて、
ひものような物をひっぱり出す。
そしてゆっくりとひもにつながれた
――森村さんがつるし上げられた。
「うわっ！」
A「なに？！何が見えたの」
「で…出た！」
加藤「はっ？何がだよ！どけよ！」
そう言って俺を押しのけ、
加藤さんが鍵穴を覗き込んだ。
加藤「うわっ！死んでる…森村が首つってる！」
新谷「はぁ？！何ばかなこと言ってんのよ！」
するとなにか部屋の中から物音が聞こえてきた。
ズルズル…ゴトン…！
A「なに？この音…」
すると百日紅の間の隣の部屋のドアが開いて、
椎名さんが出てきた。
A「えっ？！なに」
椎名「えっ、…なに？なに？」
そして電気が付いて、
川崎さんが自分の部屋から出てくる。
川崎「いったい、なんの騒ぎだ」
「この部屋の中で森村さんが死んでた。
いや、殺されてた」
川崎「なに、くだらないことを」
加藤「うそじゃない！俺も見たんだ」
そして新谷さんが勇気を振り絞り
ドアを開けようとするが部屋は開かなかった。
新谷「塚原さん、この部屋の鍵は？」
塚原「食堂に」
そして鍵を取りに行って、
部屋の鍵を開け、中に入る。
だけど、中には誰もいなかった。
「消えた？なんで？」
川崎「何もないじゃないか！」
加藤「そんなはずない。確かに見たんだよ」
その拍子に加藤さんにまた押され、
足元にあったゴミ箱にぶつかった。
新谷「もうあなたたち、ウソついたでしょ」
川崎「ったくもう…
こんな遅くにくだらないことで騒いでんじゃないよ！
みんな、もう部屋に戻りなさい」
ぞろぞろと部屋に戻っていく皆。
だけど俺は納得できなかった。
外から逃げたのか？
そう思い、カーテンをめくる。
けど、昼間さぼったまま。
砂が残っていた。
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末樺 - 25話の新谷セリフ、なくなってるの 。 では、ないでしょうか？ もしあっているのに、指摘してしまっていたら、すいません。 (2018年10月8日 16時) (
レス) id: 8c3e65cecc (このIDを非表示/違反報告)
山高涼雄 - 金田一のスペシャルドラマも書いて下さい (2017年1月23日 16時) (レス) id: 1c4411f4c9 (このIDを非表示/違反報告)
涼雄担当です - 金田一のスペシャルドラマも書いて下さい (2017年1月23日 16時) (レス) id: 1c4411f4c9 (このIDを非表示/違反報告)
なやるん - みほさんが書く小説が大好きです！ずっとずっと応援してます！頑張ってください！ (2016年5月2日 20時) (レス) id: 454cb2a416 (このIDを非表示/違反報告)
みほ.｡(プロフ) - YUIさん» ありがとうございます！ 感謝してます* (2015年3月25日 20時) (レス) id: e7907ced4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ.｡
| 作成日時：2015年3月14日 11時
