◇960 -OVER THE TOP- ページ10
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伊野尾「ジングルベールジングルベール」
有岡「すずが〜なる〜」
伊野尾「今日は楽しいクリスマス」
伊・有「「へい！！」」
涼介「ねえ、うるさいんだけど笑」
今日は新曲の『OVER THE TOP』のPV撮影がある。
そして本日は12月25日。クリスマスです。
だからか、撮影スタジオへの移動車の中で
テンションの高いふたり。
心なしか他のメンバーも
少しテンションが高い気もする。
だけど私は少し不安があって…
バッグから取り出したイヤホンを耳にさし、
グループメールに送られていた動画を見る。
それは先日振り入れの時に
定点カメラで撮影したもの。
今回のダンスも一段と難しくて、
私は足を引っ張らないように必死で練習した。
それでもまだ不安は残ってて。
その時。
ツン＿＿
ふと、誰かに頬をつつかれた。
携帯に落としていた視線をあげ、横を向くと。
涼介「俺にも見せて」
涼介が私の携帯画面を指さしてそう言ってきた。
「いいけど、涼介もう振り完璧じゃない？」
涼介「いや、俺もまだ不安だらけだよ」
そう言いながら私が差し出したイヤホンを
耳にはめる涼介が、
更に距離を縮めてきて画面を覗き込む。
涼介も見やすいように、
携帯を涼介側に寄せてあげる。
だけどそれは涼介によって押し返された。
.
数分後。
肩に重みを感じて見ると、
私の右肩に寄りかかって寝ている涼介の顔が。
「え、寝てる…」
知念「多分涼介、
Aが険しい顔して携帯画面見つめてたから、
少しリラックスさせようとしたんじゃないかな」
涼介の右隣に座っていた侑李が私を見てそう言う。
「え、そんなに険しい顔してた？」
知念「うん。それはもう不安そうに」
「そっか」
侑李から涼介へと視線を移す。
スヤスヤと気持ちよさそうに寝ている涼介の
長いまつげが白い肌に影を落としている。
知念「自分の殻に閉じこもってるAの不安を
一緒に共有しようとしたんじゃないかな」
�睫據屬泙�結局、山田の方が癒やされて
寝ちゃったみたいだけど」
前の席から涼介を覗き込んで雄也が言う。
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みほ.｡(プロフ) - （名前）ゆいさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも楽しみにしていただけたら、嬉しいです(＾＾) (2019年2月23日 12時) (
レス) id: bda4ffcd81 (このIDを非表示/違反報告)
（名前）ゆい(プロフ) - 占ツクの中でこのお話が1番好きです！みほさんの更新これからも楽しみにしています！ (2019年1月27日 20時) (レス) id: 36417b0f2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ.｡
| 作成日時：2019年1月27日 17時
