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「もう、俺が洗ってやるから、Aはとりあえず起きといて！」
A「へへ、ごめんー」
そう言って目を閉じて笑う彼女。
濡れないように袖と裾を捲り上げ、彼女の髪を洗う。
目の前にある鏡になるべく目を向けないようにしながら。
A「涼介、髪の毛洗うの上手だね。眠くなっちゃう」
「だから寝るな！笑」
そう言いながらクスクス笑う彼女。
そして顔にかからないように泡を水で流した。
―Aside―
涼介に洗ってもらった髪を結び、お礼を言う。
さすがに体は自分で洗おうとタオルを手にすると、
それをスルリと涼介に奪い取られる。
「え…」
涼介「ついでに体も洗ってやるよ」
そう言ってニッと悪戯に笑った涼介の笑みに
私の眠気はどんどん消えていく。
「いやいやいや！」
それを取り返そうと手を伸ばす。
涼介「散々、理性崩してくれたんだ。
責任はとってもらわないとなあ？」
楽しそうに笑顔を向ける涼介。
「ま、待って____！」
涼介「待たない。」
そんな私の言葉が届くことはなかった。
.
.
「な、なんか…ドッと疲れた」
涼介「満足」
あれから涼介に体を洗ってもらい…というか
半ば強引に洗われ、今やっとパジャマに着替えた。
涼介「Aがお風呂で寝ちゃうからいけないんだぞ」
確かにそれはそうなんだけどさ。
涼介「もうこんな時間になっちゃっただろー」
時計の針は３時をさしている。
うん、それは、本当にごめん。
お風呂って眠くなっちゃうんだよね。
涼介「じゃあ俺も風呂入ってくるから、Aは髪乾かして、寝とくんだぞ」
「はーい」
私の頭も体も洗った涼介は
ずぶ濡れになった服を脱ぎながら浴室へ向かった。
涼介に言われた通りちゃんと髪も乾かして、
スキンケアもして寝る準備を済ませ、
全ての力を使い切った私は崩れ落ちるようにベッドに寝転がる。
眠い…さっきも寝たけど眠い。
いやでも涼介がお風呂から出てくるまでは待っていたい。
でも眠い。でも…
心の中で�爐任皚瓩鮨�回繰り返したあと、
そのまま吸い込まれるように眠りに落ちた。
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みほ.｡(プロフ) - （名前）ゆいさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも楽しみにしていただけたら、嬉しいです(＾＾) (2019年2月23日 12時) (
レス) id: bda4ffcd81 (このIDを非表示/違反報告)
（名前）ゆい(プロフ) - 占ツクの中でこのお話が1番好きです！みほさんの更新これからも楽しみにしています！ (2019年1月27日 20時) (レス) id: 36417b0f2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ.｡
| 作成日時：2019年1月27日 17時
