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「「そりゃあ、お父さんだからね…笑」」




そして声をハモらせてそう言った私たち。





「「あ、そっか…」」





似てるのも当たり前だよね。なんて話す。





すると、つけていたテレビから紅白の様子が流れる。



ちょうど、後輩のSexy Zoneが楽曲を披露している。






涼介「俺たちも早く出られるといいな」






誰からともなくぼそっと呟いた。





涼介だったような気もするけど、


でもそれはみんなが思っていることで。






薮「でもすっげえ緊張するんだろうな〜」






目を細めて笑う宏太くんにみんなが頷く。






伊野尾「来年10周年になるわけだし、出られたらいいよな」




「そうだね〜」




知念「どうする?もしトップバッター任されたりでもしたら」





侑李のその発言にみんなが


「それはないだろ〜!」と笑っている。





1年後、本当に紅白に出場することができ


トップバッターを飾ることになろうとは




この時の私たちは知る由もないのだった。






.






「そういえば、10周年メドレー楽しみだね」






今回のカウコンでは、来年10周年を迎える私たちが


メドレーをやることになっている。





それもすごく楽しみだな。






涼介「だな〜もう10周年か」




有岡「ほんと早いよな〜」







みんなしてしみじみしちゃって10年前に思いを馳せる。






高木「まあ、あっという間だよな」




薮「そうだな。10年前にはこんなグループになれてるとは思わなかったよな」





有岡「そうだね〜10年後どころか、目の前のことすら見えてなかったし」




伊野尾「ほんと、色々あったよな、A」





優しい顔をしたいのちゃんはこちらを見て微笑む。




その目はすごく優しくて、すごく暖かくて。




私がみんなに出会った9年前。





それこそ、“ここ”がこんなに私にとって


幸せな場所になるとは思わなくて。





こんなに温かい気持ちになれるなんて思わなくて。




そして____





みんなの顔を見てるとブワっと込み上げるものがあって。



目の奥が熱くなって、慌てて上を向く。




だけど、もうすでに遅くて。






涼介「よく頑張ったな」






涙がこぼれ落ちると同時に、涼介に抱きしめられる。




____私の人生の中でこんなに愛しいと思える人に


出会えるなんて思わなかったな。






10周年も、そしてその先もずっと


“ここ”にいられますように。






◇981 ーカウントダウンコンサートー→←◇979



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みほ.。(プロフ) - (名前)ゆいさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!これからも楽しみにしていただけたら、嬉しいです(^^) (2019年2月23日 12時) (レス) id: bda4ffcd81 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆい(プロフ) - 占ツクの中でこのお話が1番好きです!みほさんの更新これからも楽しみにしています! (2019年1月27日 20時) (レス) id: 36417b0f2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みほ.。 | 作成日時:2019年1月27日 17時

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