JUMPのかぐや姫..。*-20-

◇968 -DEAR.東京ドーム公演- ページ18

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「緊張するね…！」




有岡「Aでも緊張とかするんだな」




「だって東京ドームでカウントダウンだよ！」





そう言いながらぐいっと近寄ると、



目の前の大ちゃんは両掌を上に向けて、




やれやれというポーズをとる。







有岡「俺みたいに、どーんと構えてればいいんだよ。」






ドヤ顔でそう言う大ちゃんに、





「少し前まで掌に“人”って書いて飲んでたくせに」





とボソッと呟く。





すると歯磨きをしながらやって来たいのちゃんが






伊野尾「大ちゃんもさっき


“うおー！緊張するぜ！”って言いながらシャワー浴びてたじゃん」






ポリポリと頭を掻きながら通り過ぎていく。







有岡「なんで言うんだよ！せっかくカッコつけたのに」





「やっぱり大ちゃんも緊張してるんじゃん」





有岡「そりゃ緊張するでしょ！だって東京ドームでカウントダウンだぞ！」





「それさっき私が言ったよ」






みなみ「Aちゃーん！メイクするよー」




「あ、はーい！」







今日は12月31日。大晦日。




そして私たちJUMPは、


東京ドームで17時からライブをする。





そして夜はカウントダウンコンサートがここである。





その開演2時間前。






メイクさんに呼ばれた私は、



話していた大ちゃんと別れてメイク室へ向かう。






やはりみんな緊張するようだ。



それでも楽しみという感情も強い。






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そして１時間後。





メイク担当のみなみさんに


ステージ映えするメイクをしてもらい、






アイドル気分の上がった私は



またみんなのいる楽屋へ向かった。







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