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岩side


あいつ…やっぱり売名目的だった。


マネージャーに言わないと…



気づかれないようにその場を離れようとした時



「え?」


直人さんの声が響いた。



直人さん!静かに!バレちゃう!



そう言おうとして



「へ?」



俺も変な声が出た。



だって…



俺の前で屈んで話を聞いていたはずの仙崎さんが…



例のモデルの前に仁王立ちしていたから。



直人「嘘でしょ?」

慌てる直人さん、俺は何が起きてるのか理解出来ずにフリーズ…。





「……撤回して下さい。」





仁王立ちの仙崎さんが、モデルに向かって言った。




もう1人のモデルは、巻き込まれるのは面倒と言う顔でそそくさといなくなる。




『は?何?誰?』



「今市さんは、バカじゃありません。撤回して下さい。」



『何?LDH関係者?ウザいんだけど。』



そう言ってその場から立ち去ろうとする女の腕を掴んだ仙崎さんは、怒りの表情で言った。




「今市さんは皆に、これはあなたの売名行為だって言われているのに……1人だけ、あなたを信じてるんです。1年前に自分が愛した女性はそんなことしないって!」



………



直人さんも動かずにじっと見入っている。




『は?だから何?それは隆二の勝手でしょ?私には関係ない。』



「どうしてそんなことが言えるんです?あなた、モデルの仕事が好きだから…やり方間違ってますけどこんなことしたんですよね?だったら今市さんは歌が大好きなんです!好きなのに、あなたを守る為に、今、皆の前で歌えずにいるんです!大切なファンにも説明出来ずにいるんです!!!人を傷つけてまで見る夢なら見なくていい!」



バチン!!!


モデルの平手打ちが、仙崎さんの頰に飛んだ。


「あんたに何が分かるのよ!」






「撮れた。証拠。」


背後から声が聞こえて振り向くと…


マネージャーが床に大量のペットボトルを落として…スマホを構えていた。


その声にこちらに視線を向けた隆二さんの元カノ。


「計ったわね…。」

怒りに震える元カノに、俺らに背中を向けている仙崎さんは何のことか分からずに首を傾げたその瞬間…


元カノが仙崎さんに飛びかかった。

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 登坂広臣 , EXILE   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:まる | 作成日時:2018年5月13日 0時

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